一度や二度の悲しみじゃなくて

だいたい野澤と真田の話をしています

カウントダウンを繰り返して(前記事「before "Ignition"」日本語版)

というわけで、いよいよ英語部さん企画の本番に参加させていただくことにしました。と言って書いたのが前記事です。以下日本語の原本を置いておきます。
こないだよりも英語ができてない感覚があって、なんでかっていうと句動詞がうまく使えてなかったり語順があんまり腑に落ちてないからです。(そもそも日本語が不自由だと言ってはいけない)
まぁそれでもとりあえず。




ーーーー


カウントダウンという題目に臨むに当たって、まずは辞書をひくところから始めてみた。
ダウン、という語にはやはり下がる、後退するというようなイメージがあるので一度「8、2、1」*1をテーマにしようかとも思ったが、そもそものカウントダウンの項を引いて気が付いた。

countdown [ロケット発射の時などの]秒読み

そう。
カウントダウンとは点火を直前にしての行為なのだ。

暗闇の中飛び出す瞬間を見据える。
震えるとすればそれはおそれではなく武者震いだ。*2
そうして、一瞬で目の前の視界を塗り替えると、そう体現して。



一瞬で世界が一変するようなことなどというのは、現実にはそうそう起こらないだろう。二十歳になれば、三十になれば大人になると思っていた私たちが結局何も変わらないのと同じように。


結局カウントダウン、そうしてそののちの世界を変えるというのは、そのひとりの覚悟によるものなのではないか。


そうして彼らは、幾度もそれを繰り返す。1つのステージごとに、1つのパフォーマンスごとに、一度の帰路ごとに。俺はこうしてやる、俺はこうなってやると決意を掲げ、その毎日を繰り返す。

それを自分に課し、実行し、その姿を見せてくれるから、彼らは尊いのだ。




真田の話をしよう。

「2016年も良いことだらけの年にしたいと思います」

他の方も話に上げていたが、ここで「も」とつけているということは、今年1年は良いことにあふれていた、という気持ちがあると思ってよいのだと思う。そう思ってくれることが、うれしいと思う。


突然のジャニーズワールド投入に始まりDREAM BOYSへの出演もあり、ここ数年になく板の上に立つ時間が多くとれたことも一因かもしれない。
また今年はガムシャラサマーステーションへの中盤からのMC参加、菊地風磨のソロコンサート“風 is a doll?”のメンバーとしての登場もあり、こちらもやはり「他のジャニーズJr.との関わりを多く持った」ということで、これまでと違う変化を感じたのかもしれない。


ただしここで私が特別に言っておきたいのはやはり、他のJr.が成し遂げたわけではないものーー主演舞台の経験ということだ。


私は結局真田を唯一だと思っているから、ものの言い方が偏重していてもそういうものだと思ってほしい。彼が主演舞台を成し遂げ一定の評価を得たことは事実だ。


直近の女性誌で真田はこう話している。

主演舞台「TABU」をやらせていただけたことが大きかったです。素晴らしい役者さんとご一緒させていただき、外の世界で揉まれることの大切さを学ばせていただけたおかげで、役者としても人としてもひとつ抜けられたかなって感じます。*3


日を数え秒を数え明けた2016年に、真田がどこに向かっていくかはまだわからない。

より役者専業に近付いていくのか、とうとう、名前がついてしまうのか。あるいはこのままか。おそらく本人も預かり知ることはできない環境もあるだろう。


ただ。どういった道になったとしても、彼のいく先を応援していたいとは思っている。彼の繰り返すカウントダウンに、彼の繰り返す覚悟に、何度でも付き合って。
そういう2016年にできたら、幸せだと思う。






英語版にも載せておりますが再度。こちらの企画に参加させていただきました。

*1:みすの、ぬんぼ、今の話

*2:「怖いのか」「いいや。武者震いさ」っていうこの流れは昔漫画で読んだ覚えがあって、私の遍歴からいって和田慎二だとは思うんだけど詳細が思い出せない

*3:女性セブン15年12月24日号