一度や二度の悲しみじゃなくて

だいたい野澤と真田の話をしています

「分ける」は「分かる」ーー2017年振り返り

この17年、主に下半期というか下四半期というかでちょっとずつ今までと変わったものを導入してきたかなぁと思うので簡単に振り返りまとめです。


何が一番変わったかっていうと、「自分の顔面改造にようやく本腰入れた興味を持て始めた」ということでしょうか。まぁおそらく根底には、「推しの視界に入る機会と可能性が格段に増えた」があるわけですが。

二つ前でもステマ記事を書いた通り、今年はジャニーズをちょっと離れて地元福岡のエンタテインメント集団・10神ACTORという沼にどハマりしており。まぁぁぁこれが、距離が近い。だいたい感覚として行くイベント行くイベント常にクリエ一桁みたいな。そんな感じ。ほんとにこれでほぼ無課金イベントなのほんとに世界は正しいのか。

別に相対してにらめっこするわけでもなく私ごとき一般人が推しの世界に関与していけるわけでもないというのはこれまでのジャニオタ人生と同じなのですが、でもとりあえず、このオタク(というよりもはやファンの子たちとしか呼べない)の母数で推しの視界に入りはするだろうに滅多な格好していくのもためらわれるし、周りの若い、ほんとに若い子たちの前であんまりな格好して立つのもいたたまれない。

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博多美人は宇宙一ィ!だから…ね…。

そして何より、何よりも、ただでさえ相変わらず現場で友達ができずぼっちで立ち尽くしているので、せめて外から見えるものを武装して心を保ったフリをしていないと死ぬ。マジ毎回推しを見て舞い上がる気持ちと死にそうな心がせめぎ合ってその場を後にする。
というタイミングで下半期に出会ったものが、美容関連のいくつかだったのでした。


◆カウンターに通い始めた
元々は友人の買い物に付き合っている合間に、その向かいの店頭のアイシャドウなどを眺めていた程度だったのですが、あれよという間に店員さんに乗せられその場でメイクをしてもらうことに。ちょうど10月は10アクのイベントが多数予定されていて、危機感があったんですよね…この装備じゃ心が死ぬと思って…。
初回はいつの間にか元々買い物をしていた友人も結果として巻き込んでしまったり、見慣れないメイクだったりをしてもらったことで(眉から始められたので自分がイモトとして仕上げられるのではないかという恐怖があった…)辟易してしまったところもあったのですが、2、3週間ペースで通い続けていくとこれがまぁ、カウンターの何がいいって、自己肯定感が強くなるんですよ。
帰る頃には(自分比)綺麗な顔に仕上げてもらった状態で解放されるし、自分がこれはどうしたら、って聞きたいこと困ってること聞いたらその場で教えてくれるしその場で実践してくれるし、営業の一環だとしても褒めてくれる、それも「前回と比べて何がどう変わったか」を褒めてくれるし状態が悪化していればそれはそれで改善策を提示してくれるので、建設的だし自尊心がぴっちぴちになる。子どもか。楽しい。
そもそも美容院というものがものすごく苦手でして。コスメカウンターも同じように壁を感じていたのですが、今にして思えば美容院は(相性もあるだろうけども)訳の分からない言葉ばっかりだしその訳の分からない選択をしたら他と違ってどうなるかまで説明してくれないし、自分でその場で何かをするわけでなくてされるがままだからどうも、ずっと自分が下に置かれてるみたいでしんどくて楽しくなかったんですよね…。子どもか。つらい。継続しておんなじ人と話せないから延々と店をジプシーしてる。
それに対して今通っているカウンターは、担当の部員さんがよく喋るし(逆にこっちが上げた会話の糸口はよく流されるけども笑)、特に肌の現状を理論的に説明してくれてだからこれを使ってこういう状態を目指しましょう、というところまで話してくれるのでものすごく信頼感があります。今はメイクアップというより肌の基礎づくりに特化してお世話になっています。出会い如何ではありますが、カウンター、行けるようになると案外楽しいですよ。


◆パーソナルカラーとコスメ
それが10月の出来事だったのですが今度は11月、縁があって興味のあったパーソナルカラー診断を受ける機会があり。かけられる布々の繊細な差異はよく分からないしいざブルーベース夏とのことで診断をいただいても「担当も推しも赤なので赤を…似合う赤を手っ取り早く知らせてくれ…」という怠惰な気持ちやら「ええい結局そんな繊細な色合いの世界には生きとらんわ💢俺は銀より金が好きなんじゃ💢金で武装させろ💢💢💢」みたいな逆ギレやらにも見舞われるのですが、何が楽になったかっていうと、「世の先人に倣うことができるようになる」ということだったんですね。
ただただ無尽蔵にあるコスメをただ価格となんとなく仕方なしに選んだり、よく分からないまま焦って女性誌を読んでどうにかしようとしたり、程度でさして楽しみも見出だせなかったものが、ひとまず四分の一の指針が立てられ、先に喜々として開拓している人々の知恵のおこぼれをいただけるようになったことで、多少なりと計画性が立てられるようになったように思います。「『分ける』は『分かる』」。この世の真理です。
で、自分にも出来る、自分にも自分が変えられるって思えるようになると、やっぱり楽しいんですよね。店を回るにしても雑誌を読むにしても、ちょっとずつ自発的になってきた。ような気がする。

あとそういう界隈に飛び込んでみると意外とみんなプチプラと言われるものも駆使してるんだなぁという安心感。まぁ年齢を考えるとデパコスというもので身を固める素養も必要にはなってきたのかもしれませんが、まぁそれはそれで…はまり込んだら破滅すると思うのでもう少し大人になるまで…(まだ大人ではないつもりなのか)。


というわけで今年導入した中で良かったもの。

◆フローフシ LIP38℃ +1℃、+3℃


私が挙げるまでもなくみんな言ってると思うんだけど、ほんとに唇の皺が消える。「これで私も美しい蛭のような唇に…?!*1」という錯覚に襲われる。最初は+1℃を使ってたんだけど、+3℃の方がやっぱり顔が明るく見えるかなと思って今はこっち。でも赤々としててたまに「めんたいチューブみたいだな…」って思う。




ニトリ ネイル乾燥機

とにかく安い。500円程度で導入できるので気持ちも楽。やはりじっとしている時間はある程度必要なので劇的に変わる!というわけではないんだけども、いっつも寝る前に塗っては朝どこかがよれているというような状態だったので、それに比べると乾くまでが明確に待てるので気持ちが楽かなぁー、という感じ。だいたい5分弱ずつで、両親指→左手4本、右手4本の順番で乾かしています。




◆コスメボックス・リモコンボックス

その程度の収納もしていなかったのか…と言われるとそこまでですが、全てをひとところに集める、そこに戻す、という習慣づけができると、必要なときにすぐたぐるところに手が届いてストレスがなくなりました。というか、最低限それができるようになる程度の気持ちの余裕ができたっていうことでもあると思うんですけどね…。
テレビとレコーダー、それからApple TVのちっちゃいリモコンと今はエアコンのが入ってます。





10神ACTORApple TV

まぁこれも今言うまでもないような状況になっていますが。エンタテインメントで負ったさびしさやしんどさはエンタテインメントでしか補えない。最近の持論です。
まだ全くのにわかですが日々活力をもらっています。冠が火曜夜、ラジオが木曜夜、イベントがあれば土日中心にある10神ACTOR、一週間を生き抜くオタクの心に優しい。
関連してApple TVを導入したことで、You Tubeにこれまでの冠が上げられている10神ACTORのオタク、文明の利器による環境を享受しまくっている。Apple TVで見られるのはつべとHulu、Netflixなので、ハイローもほのてんもフラーハウスも見られる。すごいなぁ。




◆総論

総じて言えば、
・問題点及び解決する点を明確にしてそこに特化して取り組む/コスメカウンター
・自分が買うと良いものを他と分けて手掛かりにする/パーソナルカラー
・置く場所をきちんと区分けする/収納
・自分の感情の源泉を理解して手放すものを見極める/エンタテインメント
等々、「『分ける』は『分かる』」、引いては『分かる』ようになることでストレスを減らしていった下四半期だったのではないかと思います。ちょっとずつ、ちょっとずつ建設的にしてゆきたいところ。


来年の目標は、髪についても自己肯定感を高めることと、資格試験に通ることです。美容元年に!なるといいね!!お疲れっした!!!

*1:『雪国』