君と見た希望だらけの姿で
先日16日発売の日刊スポーツ「サタジャニ」は我らが担当、真田佑馬の回だった。前回はほっすの当時だというので、私のアーカイブにはひとかけらも、ない。まだたぶん、百識で見ては「いつ見てもすっとぼけた顔してるわー」と思っていた頃だ。
もちろん主演舞台TABUの話を始め、もう2年ばかし続けているキックボクシングのこと、ギターのことなんかに加えて、ちょっと前のさくたんやら阿部くんの近況で上がっていた3人で草津、プラスサスケちゃんでピクニックのプライベート写真なんぞも載せられていてほわーっっ!!!なwんwでwwwピクニックにサングラスして行ったwwwwトイプーサスケちゃんとの違いがもはや大小差だけで表情がwwww一緒wwwwだとか興奮してテンションは上がっていたのだけど。
実は、野澤さんがちゃんと写っているっていうのに、あんまり私の高揚は訪れてくれなかった。やっぱりいるよっていうことだったり、野沢になってるわいってことだったり一通りはツイートにも落としたのだけれど*1、テンションが上がっていたかっていうと、実は、さほど。それは先日の少クラアイノビートでもそうだった。同じ画面にはいる。けど気持ちが滾るかっていうとそうじゃない。ものすごく怖くなった。この2日くらい、「私は真田の隣にいて構ってくれるから野澤さんのことに執着してたんだろうか」「例えばそこのポジションが萩ちゃんになったら、私は野澤さんをぽいっと捨ててしまって萩ちゃんに執着するようになるんだろうか」などということをぐるぐるぐるぐる考えていた。
それはある意味正しくも違ってもいる。言葉を選ばずに言うと、野澤さんがいちモブになってしまうのが怖かったのだ。交友関係もかぶらないし、プライベートで一緒に行動するような類の仲良しではない。野澤さんのSHOCKが決まったときには大興奮してあんな長々とした記事を上げたし、真田がガムシャラ公演準備の合間を縫ってSHOCK観劇に行ったときやら、そのときのことを雑誌で(サ∀ナ)野澤は今まで通りだったんで「お、おう…」ぐらい(笑)。なんて言ってた日には咽び泣いた。
要するに、2人の関わりが表に見えているか、別仕事にいても同等のことを同時進行していないと、すごく不安になるんだと思う。まぁこちらの身勝手だ。
ただ、ツイッターをうろうろしているうちに、こういうような言葉があった。
「すごいねぇ、真田くんの過去には野澤くんがいるんだねぇ」と。
確かに単独取材での雑誌であっても、やはり番組のネームバリューか「いいとも青年隊」として活動していたことに触れられることは多い印象がある。出てくるのだ。野澤祐樹の名前が。
「マテリアル」だ、と思う。
このブログタイトルは中田裕二の「静寂のホリゾント」からとっていて、「マテリアル」は彼が椿屋四重奏時代の曲なので時系列で言うと逆になるのだけど、「マテリアル」は「~ホリゾント」のアンサーソングのようにとらえている。
ホリゾントが野澤さんから、マテリアルが真田からの曲だ。
気安く語れる言葉じゃないけど
僕の側には君であってほしい
最後にこの手に何が残るだろう
せめて君とのぬくもりは残るかな
一度や二度の悲しみじゃなくて
数えきれない諦めの日々が
それでも君を君だと歩かせる
僕は決して無意味だと思わない
そう伝えた野澤さんの言葉が、「思い知らされてうつむくたびあの言葉が胸をよぎ」りますように。
きっと、野澤さんの単独仕事のプロフに、
「真田佑馬とともに、16代目青年隊”noon boyz”として活動した。」
この一文が載ったとき、私は安心できるのかもしれない。
互いが互いを構成するマテリアルとしてあるのだと、確かめられることで。
*1:新聞の表記規定で、澤の字は基本使わないらしい