一度や二度の悲しみじゃなくて

だいたい野澤と真田の話をしています

衆生済度か杜若 のたうち回れやあやめの中で

幸運にも4/9福岡昼夜に入ることができたのんさな厨による、野澤さん中心覚え書き。初めてNEWSコンに入ってぴゃあああああってなっていたので全体的に語彙は死んでいる。 ご了承ください。あやめに異常な熱量を注いでいる。ご了承ください。

以下、☆が野澤さんが出てるやつ、衣装は他Jr.と差異がある分だけ書いてます。

 

 

00.オープニング

☆OPムービーの後に、正面から出てくる汽車。(先頭車両+ 左右に分割した後続車両) 野澤さんはたぶん2両目あたりの下手側なんだけどいかんせん影に 隠れて確証がない。車掌のかっこした野澤さんと駅員真田( コインロッカー)が鉢合わせたらどうなるかななどと考えだすオタク。

 

 01. NEVERLAND

☆車両が円形せりを囲む形。 その中心から更にせりで上がってくるにゅすさん、 見ただけで分かる。つよい。ほんと、「Sound, with the Love, …」のところマジでエレメント操ってたので思い知らされる。NE WS、つよい。増田さんに日本刀持たせた人は神か。

 

 02. アン・ドゥ・トロワ

ここか後の曲でかなぁ。先述の通り出てきたのは汽車なんだけど、 でもその広い一本道が、滑走路みたいだなぁって。 4人で飛び立つことができるんだ、 飛び立つんだなぁって思うと勝手にグッと来た。ORIHIMEで 999って出てくるしもしかしたらあの汽車は宇宙列車なのかもしれないけど、でもそれよりは滑走路って感じ。

 

 03. EMMA

えっ…えっエマの増田さんに5000円くらい突っ込める… 正直言うと初見は年明け深夜のCDTVかなぁ、 振りがあんまり品がないようで好きじゃなくて食指が伸びなかった曲なんだけど、えっ増田さんめっちゃかっこいい…「さよならまであと2cm」とかひぇってなる。 こんなの生で見せられないと分かんないけど生で見てしまった今私はどうすれば…。

サビ最後の頭を撃ち抜く振り、 モニターではちょうどそこに火花が散るようになってるのすごい良かった。死に際の色気がやばい。

 

 04. KAGUYA

「いふものありけり」って「いふものありけり」って発音するんですね。

 

 05. 恋祭り

途中で煽る慶ちゃんがただのオリラジ藤森。

 

 06. D.T.F

☆花道下手側メンステ寄り。 基本白の衣装にオレンジのたすきみたいなの。

最終的ににゅすさんとJr.全員がD.T.Fを手でつくりながら道を迫って下ってくるのでなんか、こう、圧がすごい。 ここで写真を撮るんだけど野澤さん二列目中央とか結構いい位置とってる。

 

 07. 4+FAN

☆あんまり記憶がない…。 たぶん手をぶーんして道を上っていったのがD.T.F終わりだと思うんだけど…。幼児。それからメンステ上手に行ってハケ。

 

 

08. あやめ(シゲアキソロ)

☆これがやばい。

 

そもそも地に寝た状態から現れそのまま歌うシゲアキさんがやばいのだが、最初花道の脇から軽い、 というか体の重さがないみたいに上ってくる野澤さんにぞくっとした。白いリネン?みたいな生地のごく薄い、 ゆったりとしたシルエットのシャツとパンツなんだけど、 それが風に舞い上がるみたいに動く度にひらっと、ふわっとして、それも相まって生命感が薄い。

彼岸のひと、という表現がいちばんだと思った。

で、その薄い衣装の中、 ライトを浴びるとその奥の野澤さんの細い腕が、 足がわずかに透ける。そこに体はあって確かに私の目の前で今も動いてるはずなんだけど、あぁ、 これは彼岸のひとなんだという感覚が抜けなかった。そうなると舞台で踊る以上裸足だと滑ったりで危ないのか黒靴下っぽかったのだけちょっと残念という感じもあったのだけどともあれ *1、 もう歌詞とのリンクが思い出せないのがすごく悔しいんだけど、そこの位置で片膝ついてか崩折れてかの体勢で腕を地に打ち付ける振りが、それがもう、はっきり言葉にはできないんだけど彼岸のひとでありながらかつすごく感情的で、2回見ても衝撃だった。そこについては、この「 彼岸のひと」というストーリーの中でというよりは、SHOCKだ ったりを経て、 この人は言葉のないダンスでさえこんなに何らかの感情を込めうる人にもなっているんだ、と身を持って知らされたというか。 そんな感じ。「蜘蛛の糸」の振りにもハッとしたんだけど、 2回目はきちんと見そびれたのでショックである…。

 

で。かつこの曲に出ることの何がすごいって、まぁ、 シゲアキさん作詞曲なんですよ。 そのソロ曲にシゲアキさんの演出で出るということは、 言ってみれば映画『ピンクとグレー』 よりもよっぽど純正の加藤シゲアキの死生観に浸った世界を演じるということで(映画版を落として言ってるわけではなくて、 あれは二次創作として成り立っていたものなので)。それは踊り手としてというか演者としてというか、 ほんの5分程度のものではあろうとも濃い、濃い経験だと思うわけです。

 

あのですね。どうやら結局見学にはいなかったようなんですが、 私終わってからこっちずっと、ずっと真田ににゅすコン絶対見て、 特別シゲアキソロは絶対見て、という思いを抱いていたのは、それはやっぱり「 加藤シゲアキの死生観がある世界を演じる野澤さんの仕事に嫉妬してほしい」ということに尽きるんですよ。 先に言ったようにこの曲がシゲアキ作詞曲演出の代物である以上、その舞台に上がる以上、そこには彼の抱える死生観がある。 いやウェブのライナーノーツを見る限り主題は多用性だということ で死や生などという言葉は本人が全く出していないので私が勝手に 言ってるだけなんだけど、(少なくとも野澤さんに) 感じたイメージはやはり「彼岸のひと」であったし、 暴論を言えば此岸と彼岸の別だって多様性の1つなんじゃねぇのか オラァなどとオタクは思いはじめたわけですが。で、 シゲ本人はあの作品の主人公だから曲の中で身体を動かし感情が動き何かを決意する様を見せるけど、 バックってある意味その世界を示すための装置として、 背景として「在る」存在でなくてはならなくて、言ってしまえば「 演じる」という意識を捨てることさえ必要になると思うんですよ。目を見開いて野澤さんしか見られなかった私が言ってもなんだけども、野澤さんはそれが成り立っていた。彼個人から発される音はサイレントなのに、 それでも感情は激しく波打った、その、 浸りきった野澤さんの全身のその仕事を、 本当に真田に見てほしかったんですよ。目を奪われてほしいし衝撃で頭を殴られてほしいしそういう仕事を 為すことに嫉妬を生んでほしかったんですよ。

まぁ真田と野澤さんって全然違う人で、 やり方や感じ方や作り出すものも違うと思うので嫉妬、 というのが正しい表現かは分からないんだけども。なんていうか真田は役につくとガラッと自分の体の中の機構から作り替えて別の人間になってしまう人、なのに対して、 今回野澤さんに感じたのは浸る、とか染まる、 っていう感じかなぁ。はぁー………。


ほんとあやめについてはあとせめて5回くらいは見たい。 ほんと野澤さんロックオンだったから、 全然全体見られてないんですよ。 気付いたらシゲアキリフト上ってたからな。 ほんとあやめあと5回くらい見たい。 でもその5回ともまた野澤さん見てそう。ほんとあやめ(略

 

 09. Brightest

☆厳密にはあやめからの繋ぎの音(Brightestのイントロ を伸ばした)の部分。さっきの衣装で花道を上っていくんだけど、 そのときのステップがまた、 まださっきの地続きみたいに体の重さがないんだよ。 あやめで一度死んでまた生き返れない。あやめからBrighte stの繋ぎにチケット代全額つっこみたいけどそうなると後々困る まだ払わなならんとこがある。

 

10. シリウス

11. Snow Dance

 

12. Touch

☆場所はさっきのD.T.Fと同じ辺り。 野澤さんにロングカーデ与えた人天才。金一封あげたい。 増田さんかな?オキナさんの担当に孝行できて結果Win-Win かな? まぁロングカーデっていっても袖はなくて、オレンジのTシャツに 白いカーデをなびかせて軽やかに。本気であれっ?えっ? もう野澤さんニッセンとCM契約、した?えっ?CMもう放送されてる…?って気持ちでいっぱいだった。

最初はおなじかたまりのJr.と遊んでる( 後ろから人にツノつけたり)んだけど、 みんな横並びになるときは手越さんの隣に行くので分かりやすい。 たまにちょっかいをかけてるんだかかけられてるんだかみたいなことしてる。のちのちレポ見てるとだいぶ手越さんのお世話係やってたみたいで、手越さん構わせてくれてどうもありがとうです。あとめっちゃ人のおしり触ってたとか回ってたのもこれですかね…なんなのよ(><)確かに誰に対しても気安くかわいい言う人だけど、セクハラなんてしなかったじゃない(><)

 

13. ニャン太(慶ちゃんソロ)

14. 恋を知らない君へ

 

15. フルスイング

途中掛け合いを見計らうからだろうけど、 コヤシゲは背中向けてるのにテゴマスは向かい合って歌ってるのエモかったですね…。

 

16. 恋のABO

☆円形せりの、やっぱりメンステ向き下手側。 まぁ回ってくるので正面ブロックで見てるとちょうどサビを踊る野澤さんが流れてくるので面白いんですが(ほんと「流れてきた…」って思った)、最後の腰のグラインドは見たかったな… ちょうど向こう側に行っちゃった…。これドームのレポで「野澤さんだけ昔の難しい方のステップだった」って見たんですけど、野澤さんしか見てなかったから違いが分からない…。単に昔ってことだったらMADE兄さんもやってそうだけどなぁ。

にゅすさんが乗ってるせり中央の方がより高く上がるのでしばらく見えにくくなったりもするんだけど、 みんな同じ高さに着地したときに(゜ω゜)あれっ野澤さん、 あっ背ぇ高っみたいな今更な錯覚に襲われます。

 

17. NYARO

 

18. ORIHIME

☆ にゅすさんはみんなスタンドのリフターに行ってしまっている中花道でとみけんと新藤くん(らしい)によって織姫と彦星の物語が繰 り広げられている。たぶん。たぶん。(オキナさん「 改めて考えると事務所とちくるってるなって」) いやでもまぁあれ薄衣がピンクと青に分けられてはいるんですけど 、目の錯覚かなぁ、照明によってはどっちがどっちにも見えるし、 もしかしたら半身ずつだったのかもしれない。で、 どちらかが女性らしい動きを特別にしたわけでもないので、 普通に「分かたれた運命の男」、 みたいな熱さと相手への切望があって良かったです。男、っていうか運命が分かってる少年みたい。 最後円形せりが本当に壁になって相手と離されてしまうんですよ。 あれ熱かった。

で野澤さん含め他のJr.は最後の方で一気に出てきて、 みんなシンメっぽい対峙をするんですよ。互いを指差して、そっぽを向いて、それでも「もう一回 もう一回」って。あそこの振りすごい好き。あとサビの最後「「 もういいよ。」の声が僕にはまだ聞こえない」 で花道を駆けていくんですけど、 そのときに左耳に手を当てて塞ぐんですよ。あの振りも好き…ORIHIMEももう一回見たい。

あっ言っとくけどここ和装です。和装っていうか、えぇと、 夜の海…。

 

<MC>

 

19. FOREVER MINE(まっすーソロ)

 

20. Silent Love

まさかの ついてない しおりは ぜつぼうでしんだ

 

21. ミステリア

☆黒のシャツ、ズボン。ダブルっていうんだろうか、 金ボタンが二列ついてるけど重い衣装じゃなさそう。

これもこう、 膝を折って仰向けになった状態から起きるシーンがあるので( 浅いけど)SHOCKのシェイクスピアのときのを思い出した…。 歌詞に合わせてモンスターっぽい振りをよくする。その曲をやる、 付くってことはイメソンとして広げていい黙示の許可だと思ってい るのでいろいろこねくり回したい。

あとこっちの曲だったと思うんだけど、 左足だけを軸にスローモーションで駆けるみたいな振りがあってで すね。またそれがぶれないんですよ。もうそれだけで泣きますよ… 。それだけの技術や体を備えてることもそうだし、 左右明言されてたか今ちょっと覚えてないんですけどだって、 野澤さんって肉離れとかやった人じゃないですか。 それがこうやって足で身を支えてるわけじゃないですか。 泣くしか、泣くしかないだろ…泣くしか…。

 

22. さくらガール

曲にまったく罪はないんですけどカラオケでアニソン入れたときに出てくる「制作:○○コンピュータ学院 □□」みたいな映像はあれ正解なんですか。

 

23. I'm coming (手越ソロ)

とりあえずのっけから爆笑してごめんな。 ただあの完全に仰向けに寝た状態からあのいつもの声量と歌出てくんのやばい。いやほんとに暴力的に歌うまいんだなあの人…。

1回目「目つきがたまにさくたんにかぶる…? サイズ感もおんなじ感じだろうなぁ…」 と思いながら見ていたのだけど、2回目で「… これさくたんをこの曲用の女優としてさせればもうなんか、 もうやばいものができあがるのではないか?」 ということなのだと気が付いておののいた。 いや別ににっこにっこにーとかさくまさん( ドリボのリカさんを真似したやつ)とかでというわけではないわ。 歌舞伎のいつかでやるみたいな噎せるような色気をこのてごにゃん の演出の一部として提供したらものすごい大変なことになるだろう って話なんだわ。おそろしいでしょ。

 

24. BLACK FIRE

そんでまた寝たとこからてごっさん歌うからね。

 

25. バンビーナ

☆最初はメンステの上段、下手側2番くらい。いったんはけて、 下段のはじっこ。 さっきのとは違うぴたっとした長袖の黒シャツを着ていて大変に、 もう大変に雄(Jr.はノースリーブか長袖)。 膝を開いて腰を若干落として、 みたいな姿勢がよくあるのでなんかもう、大変に(略)。 ユーリオンアイス的に言えば「 男の僕でも妊娠してしまいそうなほどエロス!」です。あれは…する…。

 

26. チャンカパーナ

☆たぶん一回はけた、で、 さっきまでぴったりしたパンツだったのになんかちょっともたつい たの履いてきたね?ってなる。 立ち位置はミステリアとおんなじくらい。「褐色の葡萄だね」 で隣の子(福谷くんというそうだ。最後までずっと遊んでてくれてありがとう…)と遊んでるのを見て良かったね…って気持ちで涙する。1 回目は相手が葡萄垂らす的に上に伸ばした手を眺め、2回目はお互 いに手を上げて比べっこみたいになる。 当たり前すぎるが野澤さんの方が高い。

あとサビの「俺の腕にしがみついた」 でこう自分の体に腕を回す動きのとこがあると思うんですけど、 腕が長くて余ってるせいで「その腕の中にwwwひとりくらい抱き 込めますねwww」ってなって楽しい。 それが1曲で4回くらい見れるので楽しい。楽しい。

 

27. チュムチュム

☆えいやえいやえいやーあーあーあー。腕を上に上げた姿、 言うまでもないけどほんと細長い。 さっきの立ち位置から花道中央の円のところに。 対してこの辺りでにゅすさんたちは後方スタンドのところにトロッ コで現れるので、一気に客席のJr.担があぶり出される。

やっぱり下手の方を向いていて、 正面ブロック上手寄りからでも見えるんだけど他のJr.がかぶってるしみんな黒い衣装だから境目が解りにくいし横から見る感じなので肝心のサビの首動かすところが全然見えなかったので、 もし万が一まだ機会があったらチュムチュム0ズレの席に入りたい 。マジで。(叶わなかった) 

 

28. weeeek

☆ バンビーナからの双眼鏡保持でぼちぼち腕が限界を迎えていたとき に「飛ーべっ!!!」 って言われるものでついもう下ろしちゃった間に見失ってしまって ほんと、ほんと悲しいね。 すいません飛ぶどころかペンラもろくに振れてなくて…。 しかもこのタイミング辺りで、みんなツアーグッズのパーカー着始めて、いよいよとっさの判別がつかなくなる。いっつもレポでweeeek中のテゴマスとの絡みが流れてくること多かったんだけど、 全然見られなかった…ほぼ見失ったままだった…。今後腕と肉眼を鍛えておくしかない…。

 

29. ポコポンペコーリャ

☆幼児。182cmの幼児。完全に幼児。 パーカー着用と同じくらいで金色のポンポンを持ち始めるんですけど、もう、もうげろかわですよ。この曲に限らず、 野澤さんはあんなに長い腕を、あんなに長い足を、 誰より高いところまで指先を上げるしきれいに伸ばすし深いところまで曲げるし( いや他の子全然見れてないから欲目でしかないんだけど)、 それがしなやかな色気につながるときもあればしゃかりきの幼児に見えるときもあって、本当にこういうところが野澤さんだなって、 好きだなってなりました。

で、途中でにゅすさんたちが眠りに落ちてしまうので、 みんなの魔法で起こそう!って流れで、 事前にレクチャーされてたダンスをみんなでするんですよ。 これが、これがもう、げろかわで(2回目)。 大御所シゲアキもかわいかったよ。 たまに左肩の落ちるパーカーを直しながら、 いろんなところを振る。かわいい。もうかわいいしかない。 なのに合間合間にアリーナに向かってダメ出しをする。 そこだけいきなりサークルのどえすな先輩みたいなの出してくる。 こわい。この人に落ちるしかなくてこわい。 そもそもにゅすさんたちが寝ちゃったよーってところで、 周りに比べて気付く反応がちょっと遅いんですよ。幼児。 でもあーもー寝てるーってところではポンポン置いて肩すくめるん ですよ。もう、この人、あぁぁぁぁもうこの人。

 

30. 流れ星

31. U R not alone

 

 

エモい部分に軽率に踏み込むこともできないので非常に薄い感想にはなりましたけども!いやU R not aloneではいろいろなことをよぎらせて泣いてました。泣いてましたけど薄くてすみません…。


ありがとうございました!!!

 

 

*1:初日だけ裸足だったとかのちに肌色のカバーになったとかいう話は聞く

0612トライアングラー

というわけで。みゅとさなですよ。
えっ…だって美勇人が真田に対して言う言葉、きれいなものしかなくないですか?えっ…美勇人の視界にはどんなに純粋さのかたまりとしての真田が見えてるんです…?っておののくことがありませんか。私はある。よくある。さすが野澤さんの同期だなって思ってる。
というわけでみゅとさなですよ。入所日だからね!!!

 


そもそも私にとって美勇人という人はさっき言ったように野澤さんと同期、というところと、
( しωお)なぜかのんさなを推してくれる…こいつ…まさか俺たちの仲間か…
という位置づけの人でした。

 

野澤:美勇人とは、最近『ガムシャラJ's Party!!』でいっしょになってから、くだらないメールとか送り合うようになったよ。でもオレら、意外と同期って知られてないみたいでさ、美勇人が3才年上のオレのことを「のんちゃん」って呼ぶたびに、まわりのみんなが「え!?」って顔するんだよ。それがちょっとおもしろい。(D1504)

美勇人:その日のうちに野澤祐樹とふたりでジャニーさんに呼び出されて、「Youたちは来週Mステに出るから」って。それが僕の初仕事で、俺が小4の時だったと思います。(DANCE SQUARE vol.19)

 

ふたりの入所日は05年6月12日。中1の野澤さんに対して美勇人が小4で入ってるから起こる、ジャニーズあるあるみたいなやつですね。

 

で。
( しωお)こいつものんさな厨か?
となったのは突如として現れたこの説からです。

 

真田 Q.オレがカラオケで歌うジャニーズの十八番ソングは?(W1407)

 

14年クリエSexy Champくくりの頃のクイズで、実際の答えは『怪・セラ・セラ』。
\(*サ∀ナ)心療中出てましたから!オレのこと知っててくれたら出てくるかなって!/
で他メンツがフレジュコンとか少クラでやったしワンミリ、とかタキツバとの縁でWords Of Love、とか妥当な答えを出してくる中での美勇人さんの答えは

 

『WAになっておどろう』
(森∀田)わかんないけど、のんちゃんにカラオケで毎回一緒に歌わされて好きになっちゃったって設定はどう?

 

設定て。
そしてこれについては後日公式アカから追記が流れてくる。

 

 [WiNKUP7月号・ジャニーズJr.裏ネタ] 意思疎通クイズで真田のカラオケ十八番ソングを『WAになっておどろう』と予想した美勇人。その理由は74ページに書いた通りですが、真田いわく「そんなことあるわけないし、あったとしても、あいつ(野澤)は定番曲を選ばない!」と苦笑いでした

 

(;サ∀ナ)そんなことあるわけないし

って言う"そんなこと"って、野澤さんの洗脳に染まることとか野澤さんが一緒にお歌を歌うのを強要してくるとかじゃなくて*1そも野澤さんとカラオケに行くこと自体だよね…という程度には飼い慣らされた真田担。そういうところに謎の設定をぶっこんでくるみゅうともりた。
その後も

 

真田佑馬
④ライブMCで発覚したプロフィール
朝食…「スクランブルエッグとごはん。自分で作ったよ」。「のんちゃんが作ってくれたんじゃないの?」と言う美勇人に「のんちゃんデリバリー式じゃないから(笑)」(TVガイド2014 6/27号)

なんなのそんなに四六時中ふたりは一緒だと思ってるの私も思いたい。
まぁ数年経って今思い返すと、歴が長くて他メンツよりは真田のこと見知ってはいるけどまだ直にやりとりする距離や他のメンバーなりファンなりとの繋げ方は測りきれてなくて、野澤さんの名前を媒介にしてくれてたのかなと思う節もありますが…(;∀;)ごめんな…悪ぃ…すまねぇ…許せ…*2

 

 

というわけでみゅとさなです。
そこからなんだかんだ活動が近くなり互いについて発する言葉というのも増えてきたと思うんですが、本当に美勇人はこちらがびっくりするくらいきれいな真田を見ていて、またその言葉を発することができること自体が美勇人という人の資質なのだろうなぁ、などと思ったりします。
ここからいくつかの部門に分けてご紹介をば。

 

 


【手始めにもりまご部門】

 

森田美勇人
④ライブMCで発覚したプロフィール
振り付け…「Secret Code」のフリは真田と一緒に考えた。
美勇人「さなぴー、簡単なAメロとかBメロは自分でやって、難しいところは俺に押しつけるの」、真田「簡単じゃねーよ!」と言い合い(TVガイド2014 6/27号)

(サ∀ナ)Champじゃなくてチャンプルーだと思ってた

と言わしめた国際色豊かというか顔の濃いメンツというかほぼ後輩ばかり*3が揃っていた中で近しくいてくれた美勇人ほんとありがとう。ありがとう。

 

近況込みの話になるけど、この前さなぴーと萩ちゃんとモロでドライブに行った。Jr.の活動終わりで萩ちゃんと電車に乗ってたら「このまま帰るの寂しい」って言いだすから(笑)、「じゃあドライブ行こうか!」って。そこからさなぴーとモロに連絡して横浜へ。オレが運転でさなぴーが助手席だったんだけどさりげなく「この先、右ね」とかナビしてくれて心地いいの。車内トークもさなぴーの独演会状態で。人間観察力にたけてるからJr.の名前を挙げると「××はこういう性格で〜」っていろいろ教えてくれるんだけど、それがおもしろくて。横浜に着いた後は温泉に入ったんだけど、さなぴーはサウナが苦手っていうのも新発見。そんなさなぴーが帰りに急に「おなかが痛い」って言いだして。何度もトイレに寄りながら無事に帰宅。さなぴーの新発見がいっぱいでした(笑)。(P1507)

大丈夫かな?私は美勇人くんのことが知りたいのに何よ(><)さなぴーさなぴーって(><)みたいにならない?結構な尺使ってるよ?っていうかこの号の全文ですよこれ。

そして我々はこの感覚を知っている。野澤くんの近況が知りたいはずなのに、「(*のωん)今月の真田観察日記」みたいになりがちになる…結構な頻度で起こるあの現象を…。

 

森田:でもサナピーがまさかここまでの"かまってちゃん"だったとは…
真田:いやいやいやいやいや…
一同:いやいやいやいやいやいやいやいや
真田:(苦笑い)
森田:オレも周りから、だいぶ"かまってちゃん"だって言われてたけど、オレなんて足元にもおよばないってわかった。もうレベルが違う。サナピーはホンモノ!
真田:いや、だからオレは、今回みんなの体つきをよくしたいと思って筋トレのグッズを…(困惑しながら)ごめん、この話これ以上広がらないんだけど!
一同:アハハハハ!
森田:もう、なんだよ〜。自分から勢いよく話しはじめたんだから、ちゃんと最後まで自分の発言の面倒見ろよ(笑)
(W1511)

一同の否定のはやさ。そしてもりまごの孫感。

 

森田の発案で手作りアクセをプレゼントし合うことに。安井、森田、真田はテーマを決めてすぐにパーツ選びを終えるが、萩谷は最後まで迷って店内をぐるぐる…。(M1603)

からの交換を 真田→萩ちゃん→安井さん→美勇人→真田 という流れで実施。 

森田から真田へ「佑馬だから馬がシンボル。アルファベットの"OIM"は、"俺は、いつも味方だよ"っていう意味だよ」

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即決したテーマが突然重い。

 

【メンバーの意外な素顔】真田→買ったクツをすぐ見せてきたり、ハマってる音楽について語ってきたり、とにかく自慢したがりのしゃべりたがり屋(笑)。(M1606)

テンションがお高い場合の真田あるある。

 

呼び名:さなぴー/さなじぃ
いつもリードしてくれる人。遊びの計画とかも立ててくれるから、休日のお父さんみたいな人!(M1612)

ちなみにChampのときは美勇人さん真田をお母さんに配役してましたからね。(父増田様)

 

安井:この中で一番物が少ないのって、美勇人なんじゃない?
美勇人:そうだね〜。
萩谷:何せ借り物競争の人だからね。
安井:そこに関しては美勇人もホントにヒドいんだよなぁ(笑)。公演が終わってさなぴーに「ボディーシート持ってない?」って言って借りて。その日だけだと思ったら次の日も、その次の日も借りてて。で、たまたまさなぴーが忘れてきて貸せない日があったじゃん。そうしたら美勇人、「しょうがねぇな〜」って、自分のカバンからボディーシートを(笑)!
真田:サイテーだぁ!!
美勇人:しょうがねぇんだって。
萩谷:確認したいんだけど、どういう気持ちでその行動を…?
美勇人:さなぴーの反応が面白くて好きなんだよねぇ、俺♪
真田:いや一応、あれは俺がお金を払って買ってるやつだからね?
安井:美勇人はすぐ一生のお願い使うしな!「お願いお願い!」って。
美勇人:だって面白いんだもん(笑)。
(TVガイド2016 9/2号)

この後も延々と真田が犬っころにたかられているような構図が続く。

俺のを使うなー!(サ∀ナ;)三 (森ω田*∪)(顕ω嵐*∪)(モωロ*∪)三わふわふわふわふ

 

Q4.この人のとなりで寝るのはイヤだ!
森田:真田佑馬
さなぴーは生活リズムがもはやおじいちゃんだから、ほかの人よりもかなり早く起きてそう。でも俺はゆっくり寝たいの。すぐそばでバタバタされると、寝られなくてツライ。(M1701)

どうも、いいとも時代の起床時間は5時45分。真田佑馬です。いやたぶん最近はそんな早く起きてないと思うけど。

思うに、真田ってオフであれ一日を無駄にしたくない考え方の人なので、動くと決めてたら活動開始時間が早いんだろうなぁーなどと。サーフィンとかあるしね。

 


で、このおじいちゃん扱い。さなじぃ。まぁ評されること自体はそれこそみすののときからあるものの \( 'ё')もう、おじいちゃんたらぁ/ 私は (しωお)安易にじじい扱いする輩なんぞぼてくりこかすぞきさん という過激派なのですが、美勇人はね。もりまごだからね。いいんだよ。(甘い)

 

岸:でも真田くん、俺入りたてのころとか、めっちゃ怖く見えましたよ!
真田:トゲがいっぱいあった時(笑)。
神宮寺:俺も真田くんに怖かったって話したもん。
安井:最初は美勇人だけだよね、ジジィ呼びしてたの。
美勇人:Sexy Champで初めてライブ出た時、俺はさなぴーそんなに怖くなかったけど、周りは真田くん怖いみたいな。それなのに、さなぴーがMCでちょっとエロい話をしてて、後輩も反応に困るじゃん(笑)。どうしたらいいかなと思って「エロジジィ」って言ったのがきっかけ。
萩谷:じゃあさなぴーのトゲを取ったのは美勇人?
真田:そうだよ。俺、美勇人には顔上がんないもん。
安井:頭だから!顔は上げろ(笑)!
全員:爆笑
美勇人:意外と抜けてるし、かわいいとこあるから仲良くしてあげて(笑)。
(TVガイド2016 12/16号)

いやぁー美勇人…ほんと…ほんとごめん…。

上でも書いたけど、みすのを離れてぬんぼとして2年半いいともをやってたことによって(少クラとか出てたとはいえ)本当に他Jr.との交流が断絶していて、という状況の中で、周りと繋げようとしてくれた美勇人の存在って本当にありがたくて。俺はそんな怖くなかったから、とはいえ、やっぱりそういうのって人の輪を繋ぐ意識がないと出てこない行動だと思うんですよ。
いやしかし当時のレポあさりなおしてみたら、たぶんガーターベルトの話をしてたんだよね…いや真田発信ではないはずなんだけどね…いやガーターベルト出てきたらエロいよね…。
はぁ〜〜〜しかしみんなが怖いって言う真田帰ってきてほしい。萩ちゃんだってしんたろさんだってヤバいって言ってた…。

 

 

ちょっと待って手始め長いな。
こっからまだ行きますよ。

 

 

【(*森ω田)たよりにしてるんだよ!!部門】

 

さなぴーはいつも目がとろ〜んとして眠そうな印象だったけど、グループを引っ張ってくれて頼もしい!(P1407)

Sexy Champはリハが4回、そのうち全員そろうのが2回しかなくてさ。さなぴーがまとめてくれなかったら、どうなってたか…。(D1407)

だって真田、全体のこと考えすぎて自分のソロつくりわすれたんですよ。そういう人なんですよ。ふぇーん。

 

オレが一番甘えちゃうのはサナピーかな。ガムシャラで組んだバンドがきっかけで仲良くなったんだけど、一緒にドライブしたり、ベースを教えてくれたり、いろんな話をするようになった。サナピーは年上でしっかりしてるふうなんだけど、ちょっと抜けてるところもあったりして、オレから見ると、なんかかわいいおじいちゃんっぽいの(笑)。(W1508)

みんなそうして真田の二面性にはまっていくよね…覇王とコピーロボットちゃんの間の子だからね…。そして野澤さんが我々のうちのトップ担として居るのって、なんだかんだ抜けてるかわいいかわいいかわいい言いながらずっとずっと、そのステージ上での覇王としての有りようが本体だって掲げてるからだと思うんですよね。(サブリミナルのんさな)

 

さなぴーが意外と厳しいコメントを言うんですよ。リハ中も「ここは心配だからバンドを固めよう」とか、「ここを固めないと絶対このコンサートダメになると思う」とか、ちゃんと言ってくれたから危機感を持ってやれた。(TVfan2016 7月号)

私真田って、本質は潤くんに近いとずっと思ってるんですよ。潤くんって前小栗に「熱い男。少年漫画みたいに『俺のことを殴ってくれ!』とか言い出しかねない」みたいなこと言われてたんですけど、真田もそういうのありえそう。気が済まないから!俺を殴って!!!真田がそういうこと言えるお外の俳優お友達がほしい。そして大きな仕事を成し遂げてほしい。厳しい人でいてほしい。

 

 

 

【ピュアァァァ…部門】
あれだけ煽りに使っておいてこれだけ選り抜くと意外に少なかった。えっうそ。なんたる。違うよ。数じゃない。質だ。

 

美勇人→真田
敵わないのは純粋なところ。素直で心がキレイなんです。(TVガイド2016 12/16号)

サナピーは心があったかいと思う。まわりの人のことをちゃんと見てるし、オレのこともよく気づかって心配してくれるよ。(D1612)

これなぁーーー…今振り返るとたぶんこの時期があの「美勇人グレ期」をちょうど越えた頃なんだろうなぁって…バスタで20分美勇人に説教した真田…。

実際がどんなかなんてそんなの分からないし説教という本人の言葉選びが適切なのかなんて分からないんだけど、心配から出る言葉たちなんだろうなぁ、などと。

最後の部門とも重なるけど、自分の不調好調をおおっぴらにできる真田
\(のωん)具合悪いとするじゃん、10分後にはおっきな会議室のみんなが「あ、真田くん風邪なのね」って分かると思う/
\(萩∀谷)シンプルな人。メンタルが弱くなると体が弱まって、体が健康だとメンタルが強くなる/
と、たぶん往々にしてためこみがちな美勇人と、どっちが正しい正しくないという話ではないんだけど、パンクしてしまってはどうしようもないから。無理矢理にでもパンパンな風船に穴を開けることはある時点では必要だったんだろうなぁと思う。そこがてらいなく思惑なくできるのも真田の資質なのかなぁ、なんて。

 

Q.ジュニアの中で一番恋愛マスターだと思う人は?
サナピー。まっすぐだし、紳士だし、情熱があるから、相手の女の子を幸せにしそう(W1704)

これもさ…どんだけ…って思ってたんですよ。だってJr.があんだけいる中でまぁ今身近にいるとはいえそこからひとり真田を選ぶんですよ。けどもはやA.B.って新たな暦の区切りのようにじわじわ効いてくる…A.B.…アフターバスタ。これは美勇人が新宿で包まれた実体験なのかもしれない…(?)。

 

 

 

【熱部門】
で、まぁ、今回これが本題のようなものです。

 

外の世界に触れたことで、だいぶ立ち直れはしたんですけど、まだ自分の表現は"閉じ込もってる"という気持ちがありました。真田佑馬とかを見ているとダンスの技術は僕のほうが多分あると思うんですけど、表現するパワーでは負けてるっていう劣等感がずっとあったんです。(DANCE SQUARE vol.19)

 


ここまで各部門ごと実は時系列で並べてたんですけど、この、いちばんの直近の記事を。

この文言が出てきたとき私の周りでも結構びっくりしてる人が多かったんです。劣等感というその言葉の重さ。

やっぱり森田美勇人=ダンス、という等式の存在は大きくて、ダンスに打ち込みかつそれだけ結果を得ている人だという認識が強いこの人が、そんな風に思うことがあったんだって、驚いた反響が大きかったように思います。

でこのあとに読み返してて見つけたんですけど、

 

[ガムシャラJ's Party!! vol.9レポ]
"暴れる"という言葉がふさわしいはじけぶりの真田と、それに食らいつく美勇人(W1506)

 

というまさにな対比が既に2年前に、レポという(とりあえずは)客観的な立場からされてたんですよ。食らいつく。食らいつくって。
個人の性格の別に良いも悪いもないしギターとベースの役割の違いも多少なりあったりするのかななどとも思うんですけど*4、この対比を美勇人は自分で抱え込んでたのかなぁ。
まぁこの真田をパワー爆発ととるか自由人爆発ととるかは…微妙なところですけど…。
\(森△田)さなぴーがぁ、自由人でぇ、なんか、こうテンション上がっちゃうとぉ好きなフレーズとかを勝手に弾きだすんですよ/


そういうショックがあって、そこから振り返って紐解いていくと、美勇人って折に触れ折に触れ、真田の「熱さ」を掲げていたわけです。

 

 

表現力が長けているのはさなぴー。自分の感情を全部ぶつけて表現した時のエネルギーがすごい。なかなか日本人でそういう表現の仕方ができる人はいないと思うし、とにかくアツいんです。(DANCE SQUARE vol.13)

刺激をくれる:何をやるにしても思い切りがいいさなぴーを見てると刺激をもらえる(P1608)

さなぴーはライオン:パフォーマンスが力強くて堂々としているから。(TVガイド 2016 12/16号)

さなぴーは、本当に人柄が素敵だと思う。すごくまっすぐだし、生き抜いているっていう力強さがすごい。自分のパワーがある人。(p1706)

 


本当に、真田評が一貫している。なんか最後のふたつ読むと「この人たちはどこのサバンナを…生き抜いて…?」みたいな気持ちになるけど、あながち間違いでもないのかもしれない。だってもう、十年選手ですよ。それを生き抜いてるんですよ。ねぇ尊い

 

 


で、件のダンスクの感想です。的外れだったら大変、申し訳ないんですけど。

 

もう噛み砕いて飲み下したものを話しているからかもしれないけど、ものすごく素直でフラットで自分も他人もきちんと認めてる人なんだなぁって。それから、それこそ中間子っていうのも一因なのかもしれないし、ものすごく「人ありき」なんだなっていう。
もちろん真田の名前を出しての劣等感という言葉の響きも強いんだけど、私の中では「見せる相手がいなかったら、僕は踊らないかもしれないですね」という一文が地味に衝撃がありました。溢れ出て溢れ出て踊ってないと生きていけないっていう人ではないのかっていうか。こんなに踊っている人が、ネイティブダンサー(?)ではないんだって。


そういう、本能ではないそれしかないということとは違うというのが芸能を志す人にとって適性が欠けているというわけではないし、真田にしても果たして光の下にいなければ生きていけない(と自認している)人間なのかは分からないんだけど、なんというか、自分に合った形を見つける、自分を認めていくためには美勇人にとっては踊ることは不可欠なんだなっていう。あれですよ、結局私の話なんてマヤと亜弓さんに戻ってくるんですよだいたい…そういう話だと思ってください…。

 


思うわけです。生きていく(前記の自己肯定の話としても、あるいは単純な糧の話にしても)ための手段、か生きることそのものの目的としてあるものなのか、もはや混然として分けきれるものではないかもしれないけれど、なんというかある程度それが手段であることを自覚した上でちゃんと突き詰めていける人は偉いよねって。
別にある程度手段として物事をやってる人の方を本能で動く人に対して見下げてるわけじゃなくて、だってほら、あの。劣等感という言葉を本人が使っているからといって援用して話を広げるのも何なのですが、もしもの話。例えば比較して「自分は凡才だ」と思う気持ちが掠めたとするじゃないですか。そういうときに、あっ、俺は違うんだ、って。そういうタイプじゃないんだっていう思いで、そんな自分に価値を認めなくていいや、って狐理論で努力というか日々精一杯誠実に生きることを放棄することだってありえるわけじゃないですか。
それはしないで、自分は踊ろうって。ダンスをしようそうして人と関わろうって全身で自分を動かす人間の生き方ってすごいと思ったんです。

美勇人って、すごい人だよ。

 

 


いやぁほんと、体とメンタルだけは壊さんようにね…。舞台あらし真田をよろしくです。

美勇人、それから野澤さん入所12周年おめでとう!続けてくれて!!!ありがとう!!!!!!

 

*1:だいいち公式には洗脳されたことがある
(*のωん)どうしてもクリエでV6さんのSupernovaがやりたくて楽屋でずっと流してたら真田の方から「いい曲だね。やろうよ」って言ってきて無事洗脳できたよ♡

*2:しかしのんさな厨、少しでも言及した人を身内扱いしすぎ問題
\(瑞∀稀)最強コンビと言ったらこのふたりしか思い浮かばない。えび座でもふたりは仲良かったよ/
\Q.誌面でチェックするページは? (実_靖)noon boyz/ いや私に理性がなかったらさねやすのツイッターに凸ってるわ…いや未だに謎すぎて…

*3:他は増田様、半澤、ジェシー、カウアン、アンダーソン、しゃるふ。今見てもだいぶ謎だな

*4:私のバンドの素養が椿屋についてしかないのでベース=とてもおとなしいみたいなイメージになりますね

青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る

 

なんかほんとにたった今自分の中で言語化されたんだけど、今の気持ちってずっと、ずーっと、自分の子どもが誘拐されたみたいな感じなんだ 不謹慎なんだけど どこにいるか分かんなくて、毎日どっかで気にしてて、たまに「元気にしてるみたいだよ」って手がかりがあると本当にうれしくてそれを縋にして
そら毎日つらいわって それは自分にとってニュースの向こうの話だから、共感して気に病んだりすることはあっても他の人には自分のこととして引き受けようがなくて、そら温度差や宝物の違いはあるわって
好きな人には、大好きな人には幸せで毎日、毎日楽しく生きていてほしいんだけど、奥底の根っこの部分で私はがんじがらめっていうか そう、そんな感じです
(170324)

 


この1年くらい、というとおおげさかもしれないけど、ダニボが終わってジャニワが始まって、っていうくらいからずっと、心臓が引き絞れる感じがしてたまらなかった。それはありていに言えば、「らぶつんとしての真田」のレポが流れてくるからだ。なんで?なんで野澤さんが全然いなくなってしまったのに、オタクはそんな笑ってられるわけ? まぁ新規でらぶ担をやってる方についてももやもやしなかったといえば嘘になるけど知らないことも宝物が違うのも仕方がないことなんだ、と思う一方で(だいたいきちんとみすのを知らずにぬんぼに沸いてた頃の自分にブーメランであるし)、めっちゃらぶつんに盛り上がっててたまに思い出したようにぬんぼを切望するような人にはなんなのこの二枚舌クソがぐらいのことは思っていた。なんでそれが両立するのか分からない。まぁそれぐらい合わない人は同担だろうがというか同担であるゆえに元よりだいたい互いのためにブロックとかしてるのでいいんですが。

 

呟いたように私は、言葉で表すならまるで子どもをずっと誘拐された人のような気持ちだった。(真田はメディア学部というのもあるのでともかくも)大学卒業に時間がかかってるんじゃないかという話もちらりと聞いたりはしたのだけれどなにせ真偽が分からない。身の細い人だし何か体を壊して病室にいるのではないか、痛めた足が何かのきっかけで悪くなったりしたのではないか、そういうことを考えては泣きたくなった。先日とっつーが野澤さんがジャニワ見に来てくれた、というのを雑誌で言っていたときも、あまりにも当日見つからなかったのは(;д;)外出許可が出て車椅子とかで別の部屋から見てたとかだったらどうしよう…とかまで過ぎった。よくないことをとかく考えがちである。

 

真田はおそらく、「引き止めない」人だ。「Q.よく相談にのってくれるなど、"後輩愛最強"だと思う先輩は?/戸塚くん、真田くん、野澤くん。(略)真田くんには人生についてや、曲のこと。(アンダーソン)*1」という回答。最近のMyojoかどれかでしていた、ひろきとごはんを食べた、という話。果たしてその決断についての話を実際したのかは分からないけれど、近い時機に話していて察するものはあるかもしれない*2。寂しいとは思うかもしれないけど、きっと、引き止めはしないのだ。じゃあ、野澤さんは?と思う。野澤さんについてはやっぱり三宅くんへの尊敬やV6への愛で事務所に入った人なので、自分から辞めようとは思わないんじゃないか、とは考えていた。けど、それでもこれだけ表に出てこない時期が続くと不安になることは抑えられなかった。私にだって、人ひとりの人生を勝手に懸けさせて、引き止めることはできない。けど、けどだっていやだ。ひたすらそう思っていた。

 

ともかく、子を誘拐された人、と自分を俯瞰することができるようになると、「まぁその境遇やそういう悲しみや怨恨の感情を抱くこと自体には多少なり憐憫の目は向けてもらえるかもしれないけど、それを他への攻撃性の理由にしてるとキチガイにされるなぁ」というところまでは言語化できるようになった。私生活のこともあったのでツイッターもしばらく休んでいたし、このままオタ卒できるんじゃないかな、という気持ちになったこともある。

 

鬱々とした気持ちが再燃したのはJr.祭りで、自分で見たわけではないのだけれど、らぶのデビューを応援している、といううちわに真田が頷いていたというレポを見たからだ。

 

前記事の余談にも書いたけれど、真田はらぶになってからというもの周りのメンバーへの言葉、先への言葉をより明確に口に出すようになっていてそれが悲しい、と思っていた。野澤さんのことそんな風にたくさんほめてくれたことある?ドームとか、言ってくれたことある?ふたりで先へ進もうって言ってくれたこと、ある? そりゃあ単純に人数であったりの問題で勝機の確率が見えるかは困難だったかもしれないし、もしかしたらそれを悔いてやり直そうと思っての今のあり方なのかもしれないけどそれでも(むちゃくちゃ傲慢な物言いだけど)。そこに最近の雑誌*3で、らぶ7人がお互いの打ち合わせについての対談をしていて、そこに至ってようやくまた気が付いた。

私は、真田にまだ諦めていてほしかったのだ。

 

部外者が安易に話題にすべきでもないけれど、ちょうど同時期の雑誌であらんちゃんとひろきの選択についてトラジャが話をしていたのもある。彼らには選択権があるのだ。CALL歌詞の記事でも書いたけれど、私はJr.の現場は非意思性のかたまりだと思っていた。思っていたかった。自分の意思で別れたんじゃない。自分たちの意思で集まったんじゃない。集められた状況をなんとか肯定してやっていく。そうでないとそこにいる自分が肯定されないから。そういう環境なんだと思っていないと、ぬんぼの解体が受け入れられなかったのだ。らぶの前進が受け入れられなかったのだ。だって、真田がそうしたいって言ったわけじゃないんでしょうって。昔の記事でも、ツイッターでも、「真田はユニットに対して諦観を持っている人だ」と繰り返していた。私は、ぬんぼを諦めたその目で口で、別の夢を語ってほしくなかった。確信を持たないでほしかった。諦めていてほしかったのだ。
もはや毒親だ、と愕然とした。そんな権利がどうして私にあると思えたんだ、と涙が出た。これまでいろいろな形で文字を残してきて、そのことが少し怖い。言葉で語るというのは、頭の中でまだ輪郭があいまいだったものでも形を与えてしまって、こうなんだよと規定してしまう。感情よりもその言葉が真実みたいに思い込んで、それを基盤に、あるいは昔のそれを手がかりに次の考え事にとりかかってしまう。ひとつ前の「いじる」という行為を恨んだ記事も真っ赤な間違いなんじゃないかと怖くなった。常々ブログなりbotなりで原典主義を持っているのだけれど、そのことにも、いくら本人の言葉でも何年も前のそれで縛るのは怖ろしいことなんじゃないかと怯んだ。

私はそのちょっと前に、よしなが大奥の最新話を読んで「もう家定と胤篤のんさなじゃない?!!?!」と興奮したのち、自分の業というか、悪癖を思っていた。男女逆転のよしなが大奥では、13代将軍徳川家定が女性であり、胤篤(いわゆる篤姫)が男性である。別に実際のふたりに番ってほしいなどと思っているわけではないが(シンメってほぼ番だと思うけど)、けれど将軍としての、子としての、女としての孤独と孤高と聡明さを持って生き抜く家定と、比喩なく政略的であった始まりの胤篤が彼女のそれら全部を理解して心に寄り添っていく姿は、私が切望しているのんさなの姿に違いなかった。自担に徳川将軍と同じくらいの重圧かぶせたいってどんだけ。でも、私が見ていたのんさなはそういう関係だった。それが今、牙が抜けて毎日笑っている。そういう風に受け取って言うことだって出過ぎた欲だ。

 

萩谷 そのあたり[オーシャンズ11の頃]からさなぴー自身も変わったよね。
真田 うん。別人になったって言われるくらい変化した。自覚もある。
萩谷 それまでは誰かが突っ込んだりイジろうものなら怒ってたのに、いまや求めるようになった(笑)。
真田 いや、求めてはいないんだけどね(笑)。
萩谷 いやいや、絶対に求めてるって。「さなじー」って言われるとおいしいと思ってるでしょ(笑)?
真田 おいしいっていうか、悪い気はしないなって(笑)。たぶん考え方が変わったからだと思う。もともと考え込むタイプで、自分を追い込んで追い込んで、ピリついてた部分が、あったんだよね。でもそれをやめて、なるようになるさって思ったらこんな風に(笑)。
萩谷 今のさなぴーもいいと思うよ。オレは好き。
真田 自分も楽になった。*4


そう、楽になったと言っている人を、違うでしょ、あなたはもっと重責を負うべき人でしょ、あなたは玉座に戻るべきでしょって言うのは、あんまりにも人でなしなんじゃないかと思った。ずっと前から、「ファンのためにもCDデビュー」、という言葉に対して*5、「そんなことよりもっと自分の思う道を行って」と思っていた。違う。自担の、大好きな人のCDデビューを願えない「私」がファンじゃないんだ。だって2012年に「あと1、2年でデビューしたいなとも思うし」って言ってるんですよ*6。ダニボの感想記事で「いざ自担が死ぬというシーンを見るとこんなにもつらいと思わなかった。他の人のために生きるとかどうでもいい、ただ生きていてとしか言えなかった」、そういう類のことを言っていた。違う。どこかで私は、真田に太く短く生きる華のような生き方を望んでいるのではないか? 悪癖だ。私の源流は麻宮サキにある。スケバン刑事として名の通る彼女は、最も美しく開花すべき少女としての時代に、自分によりかかる人間のために優しさを引きちぎり血を流し戦って生きて、そうして死んでいく*7。ロストグラウンドの悪魔だろうが先述の家定だろうが、みんな言ってフィクションの話だ。私は出自が二次オタだというのを考えたって、じゃあ今現実に生きている真田をそれと同列に扱って望もうとしているのか、と思うと人としてしんどかった。でも、とこの期に及んだってそれでもまだ思う。だって崇高なことと孤独とは違うじゃないですか。他を拒む視野が狭まりがちな王様だったのならば善良でお友達の多い王様になってね、で済むのに、「王様とか何勘違いしてんのお前箸にも棒にもじゃんww」ってされるのは我慢ならないじゃないですか。そんな風にあしらわれていい人じゃないじゃないですか。その思いはいまだにくすぶっているしまだ真田が王様であることを願っているから、私はまだ真田担をやめない。別に王様っていうのは家臣と領土寄越せって話じゃなくて矜持の問題としてです。

 

 

野澤さんは戻ってきてくれた。私はまだここにいられる。まぁ今から同じユニットに戻れるかというとそれは難しいとは思ってるんだけど、同じ板の上に立つ可能性は無じゃない、お互いの名前を出すことも、一緒に喋る可能性もまだ切れてない。それだけで私は生きていける。

 

好きなんだ、真田のことが。大事なんだ、野澤さんのことが。
どうかまだ、まだどうか応援させてください。
真田担6年生、進級できてただうれしいです。

 

 

 

 

 

余談

 

この記事自体、あまり別にらぶへの攻撃というより私の現状の整理というものとして打っていることは分かっていただけたら幸いなのだけど、というわけで更にとりとめなく、「提案」を議題にします。


例えば

 

真田 アイデアを出す回数は、俺がいちばんだと思うよ。俺ちょっとぶっ飛んでるところがあって、今までは何か提案しても「ダメ」って言われることが多かったんだ。このメンバーも最初はボロクソに言うんだけど、うまく形になるように練ってくれる。それがうれしい。(M1606)

 

であったり、

 

安井 でもさなぴーは一番意見出すの。採用もされてるよね?
真田 採用されてるけど、採用に至るまでにめちゃくちゃメンタルやられてるから(笑)。
(略)
安井 でもさなぴーは一番、ゼロから生み出す力は強いね。僕はそういう力ないから。球を投げてくれたら、そこから膨らまして。
真田 メンタルを削ってでも、皆様にいいパフォーマンスをお届けしようと思ってますから(笑)。
美勇人 結果だいたいさなぴーのアイデアになってたりするよね。
(TVガイドPLUS vol.26)

 

であったり、というところで真田がらぶ面子に対して「自分の球を受け止めてくれる」ということを言っているんですが、これを単純な話としてじゃあ野澤さんはそうしてくれなかった、とは比較できないと思ってるんですね。ある意味たちが悪い話なんですけど。っていうのは、昔も今もぼろぼろ改善を指摘されるのはスタッフさんからであって、そもそも野澤さんとはそこまで喧々諤々やっていたのか、っていうのが肝だからです。
例えば

 

真田 いや〜、タイムリーにも、昨日コンサートスタッフさんとの打ち合わせがあって、自分たちが考えてたコーナーの構成部分、ガラッと変更になったからなぁ(笑)
野澤 たしかに。オレらが思っていたコーナーとは、だいぶ変わったよね。
真田 まぁ、よくあることなんだけど、でも自分らの力不足を実感してヘコむ〜〜〜! スタッフさんから、真顔で"なぜダメか"をいろいろ言われるんだよ!?
野澤 終わって戻ってきたときのサナピーの首、90度の角度で下向いてたもん(笑)。ジュニアやってると、相当ハートも鍛えられるよな(笑)。でも今回のコンサートは、自分たちのコーナーだけじゃなく、全体的な部分の構成の指揮も、サナピーがとってくれたよね。
真田 (うなだれて)ハァ〜〜〜
野澤 あの…真田さん? オレの話、聞いてます(笑)?
真田 本番まで、あとちょっとなのに、また考え直しだ〜〜
(W1302)

 

っていうのが'12フレジュコンの前で、それから

 

いっぽうスタッフに歌でダメ出しされた真田は落ち込みモード。鏡の前でひとり黙々と踊っていたが、そこに萩谷がターンをしながらやってきて、グルグルと衛星のようにまとわりつき…。真田は「怖い、怖い!」とビビりながらも、自然と笑顔を取り戻していた。*8

 

っていうのが'16クリエの前。さなはぎ尊すぎ。

基本真田がダメ出しをされ続けてきてるのって、それはスタッフさんからなんだと思うんです。で、それに今はらぶの面子が下地の段階でいろいろ言ってくれたり取捨選択してくれたりっていうのがあるんだけど、野澤さんとって、あんまりそれができていなかったっていうか、していなかったっていうか、なんじゃないのか。

例えばまぁさっきのフレジュコンの話もそうなんだけど、

 

野澤 じつは[いいとも]オープニングのダンスって、1か月ごとに変わってるって気づいてる? いつもはオープニングも提供を伝えるときのダンスも真田が考えてくれてるんだけど、次回はオレが考えることになったの。曲から考えないといけないから、がんばらなきゃ。(W1211)

 

っていう話。就任が11年10月だから、ほぼ1年くらい、真田だけで考えてたんですよ。それこそスタッフなり事務所側からの指示なのか、真田がひとりでつっぱねてたのかは分からないんだけど。
とか、

 

真田 クリエ公演、今回はどうだった?

野澤 毎公演、どこかしら構成を変えてたから、1回1回が新鮮だったな。
(略)
真田 公演が終わるたび、みんなで集まって「今度はこうしよう」って話し合ったじゃん。だからスタッフさんに「また変えるんですか!?」って毎回言われてたっていうね。
野澤 スタッフさんに伝えるのは、なぜかオレの役目だったけどな。「じゃ、野澤、連絡しといて」って、オレは真田のマネージャーか?
真田 だってオレ、スタッフさんの連絡先知らなかったんだもん。
(D1307)

 

まぁみんなとは言ってるんだけど、たぶん先頭先陣は真田であって(この年はいわゆるぬんばかクリエ。のんさなと現すとんず、引くジェシ北)。もう見れないけど滝ちゃんねるで途中から大縄導入したときの話もしてたよね。
( のωん)なんか突然、ステージ上に、大縄があって

 

そら全くやりとりや他の顧みがゼロだったとまでは思ってないけど、けどじゃあ野澤さんとものすごくやりあってやりあって意見を出し合ってたかっていうのはよく分からない。今と比べると、いいとものことを抜きにしてもJr.の現場数自体が限られてた(というか今が多いと言うべきか)わけだし。

 

野澤 真田とはわかり合えてると思うよ。でも、かならずしも同じ思考を持ってるわけじゃないから、すんなりいかないことだってある。たとえば、コンサートでどんな曲をやって、どう見せるかとか話し始めると、意見食い違うとかね。(D1402)

 

はどの程度実際を踏まえた「たとえば」なのか不明確だし、更に言えば

 

(*のωん)去年のクリエの公演で、どうしてもV6の『Supernova』って曲をやりたくて、『〜いいとも!』の楽屋でエンドレスでかけまくったの。そうしたら、真田のほうから「この曲いいね。やろうよ」って言いだした。見事、洗脳に成功したよ(笑)。

 

とか言いだす子だから…。ねぇ洗脳スキルも大事だけど!言葉で伝えて!!!!!*9
で、言葉っていう話で立ち返ると、またずっと前から言ってきたことに遡るんですけど、P1306のコトバノチカラ記事って私ののんさなの根幹みたいな位置にあって、回答がこうなんですよ。

野澤→真田で

 

Q1.コンサートや生放送の前にかけるひと言は? A1.「……」
Q2.何か考えごとをしてるときにかけるひと言は? A2.「……」
Q3.失敗して落ち込んでるときにかけるひと言は? A3.「……」

 

これなんだよ。それぞれ理由はちゃんと、ちゃんとあって、

 

A1.真田は緊張するとソワソワし始めるからすぐわかるけど、声はかけない。そのほうがよくない? 前にあまりに緊張してたから「緊張してるの?」って声かけたら「してないの?」って返ってきたことがあったな(笑)。

A2.ごめん。この場合もそっとしておくかも。変に声かけるのはオレらしくないし、真田もそれを求めていない気がする。ものすごく眉間にしわを寄せてたら「オレに話せる内容なら、話聞くけど?」くらいは言うかな。

A3.失敗したことは自分がいちばんわかってるだろうから、わざわざ蒸し返すことはしない。それでなくても気にするタイプだからね。

 

って。どうでもいいけどA1.の(´サ∀ナ)してないの? 絶対上目遣いでしょ。野澤182の背丈寄越せ。

 

ずーっと私の考えてきた議題であって、「果たして野澤さんのその無言の声かけって、自分がそれがいいと思ってそうしてるのか、真田がその方がいいだろうなと思ってそれを良しとしてるのか、真田はそうしてほしそうだけどほんとはもっと言って頼ってほしいなって思ってるのか」って話で。

 

真田 オレが去年の舞台[11年少年たち]で初日に大ガミしてすんごいショック受けてたときに、みんなは「大丈夫」って言ってくれたんですけど、オレその優しさでやられちゃうタイプなんですよ。そこを彼は分かってくれてて、何も言わない。ちょうどいいバランスを知ってるんですよね。*10

 

っていう風には言ってるんだけど、じゃあその無言の声かけが、野澤さんが真田の頑なな部分を理解してくれていたことが、果たして今の現実にどう作用しているのか、関係ないのかって。

 

 

らぶを攻撃したいわけではないけど、私はぬんぼを取り戻したいよ。

 

 

 

*1:W1502

*2:ひろきではないか、と目されている人の今度の舞台の脚本演出は、ダニボの脚本の方である。蛇足だけれど。

*3:TVガイドPLUS vol.26

*4:TVnaviSMILE vol.21

*5:「いちばんは、やっぱりCDデビューだよ。これはね、応援してくれてるファンのためにもしなきゃいけないと思ってる」D1402

*6:TVfan1209

*7:私のスケバン刑事は原作のみです。ドラマは知らん。

*8:MyojoLive! 2016春号

*9:W1410

*10:TVfan1208

ディスを笑いにすることへのいちオタクが思うこと


ほぼそのときのツイートの焼き直しなんだけど、自分が読みやすいように留めておきたいので最近とてもうれしかったことを書きます。

 

P1703
森田 ナガツはさなぴーのちょい悪エピソード、何かないの?
長妻 真田くんはね、すぐ肩を組む。
真田 それ、よくねーか?
安井 なに、臭いの?
真田 これですよ、最近気づいたやっさんの悪いところ! 笑いをとにかく生みたがりで、それはすごいことだと思う。でも人をたまにディスることがあって、その確率が高いのがオレなの!!


f:id:bookmared:20170224122813j:image

私は本当に、見える場で本人が本人に言ってくれたことがすごくうれしかったわけです。
たまにかな、と首をひねるのは私の主観だろうし、会話を切り取って取り上げること自体が印象操作のひとつになることは否めないけれども、これを見た途端本屋で泣きそうになった。私が今の環境を好きになれない一因がここにあって、それを真田自身が指摘してくれてい(るように見えた)たから。
これだから私はらぶが好きになれなかったし、それは別に真田が標的だからじゃなくてもそうだったろうし、例え真田が加担する形でもそんなグループだったらほんとにいやだったと思う。

 

安井 でも実際は臭くないじゃん。
真田 じゃあなんで言ったの!
安井 おもしろいかなって(笑)。でも、さなぴーがイヤだったらオレやめるよ。
真田 …すいません。いじってもらっていいっすか?
一同 あははははは!


話の流れ的に最後はいじりを求める方向に帰結してるし、まぁ本当に深刻にいやだとキレることはない、コミュニケーションとして許容できる部分もできたのは確かだろうしそういうコミュニケーションが成り立つ仲もありはするんだろうけど(実際この会話の前の、安井さんにドヤってギター教えてる真田めんどくさいな!)、とにかく見えるところで本人が本人に言ってくれたことがうれしい。

 

TVnavi smile '16 vol.21
萩谷 当時(JUMPバックについていた頃)はオレが一方的に質問してた感じだったけど(笑)。それでも他のJr.に比べたら話してた方だよ。当時のさなぴー、後輩に心を開いてなかったもん。
真田 あ〜、そうかもしれない。
萩谷 そういう雰囲気があったから『真田くん怖い』って思ってた子、多かったんだよ。そのたびオレは「いい人だよ、オレは知ってる」って修正してたの(笑)。
---
萩谷 そのあたり(『オーシャンズ11』の頃)からさなぴー自身も変わったよね。
真田 うん。別人になったって言われるくらい変化した。自覚もある。
萩谷 それまでは誰かが突っ込んだりイジろうものなら怒ってたのに、いまや求めるようになった(笑)。
真田 いや、求めてはいないんだけどね(笑)。
萩谷 いやいや、絶対に求めてるって。「さなじー」って言われるとおいしいと思ってるでしょ(笑)?
真田 おいしいっていうか、悪い気はしないなって(笑)。たぶん考え方が変わったからだと思う。もともと考え込むタイプで、自分を追い込んで追い込んで、ピリついてた部分があったんだよね。でもそれをやめて、なるようになるさって思ったらこんな風に(笑)。
萩谷 今のさなぴーもいいと思うよ。オレは好き。
真田 自分も楽になった。

M1612
諸星 →さなぴー/最初はめちゃくちゃ先輩だと思ってたけど、今ではディスり合う仲。「ブサイクだな〜」、「おまえに言われたくね〜よ」って(笑)。


こうして見ると真田自身の態度の軟化は確実にあるし、まぁおじいちゃんキャラとはみすのの頃から言われてたことあるし、軽口を叩き合えるというのは友人環境のひとつとしてあるものだし、常に「今日も超かっこいいね!」「その服を選ぶ君こそハイセンスだよ!」みたいに言い合ってても確かにいやまぁなんぞwwwってなるけどもwww
安井さんとは仕事のことを語り合ったりもしているようなので、入所歴の差も明確だった昔はどうあれ今は関係が築けているんだろうなぁとは思うんだけども(絶対誤解してほしくないけど、後輩が偉ぶるなという話は全くしてない)、それとこれとは別だ。とにかく私が、ディスり芸が好きになれないという話。


もう一度この部分。

安井 でも実際は臭くないじゃん。
真田 じゃあなんで言ったの!
安井 おもしろいかなって(笑)。

買って持ち帰って延々眺めてうれしさを噛み締めて、そうして言葉を噛み砕いていたんだけれども、
「でも実際は臭くないじゃん」
という返しには実は看過できない、肝が隠れているような気がする。
そこに隠れてるのは、「心当たりがないなら傷付く必要ないじゃん」っていうことなんじゃないだろうか。冗談で言ってるんだから傷付く必要ないしギャグでしょって。そら実際冗談に対してマジレスする方が興醒めみたいな場面もあるけど、それを、言葉を発してる方が言うのは違うんじゃないか?って思ってしまう。
心当たりがなくても人に言われることで、そうなのかな、気付いてないことがもっとダメなのかな、って気に病むばっかりになったりすることだってありえる。ディスりを常態化するってことは行きすぎれば不当な自己評価の植え付けになる。たぶんだからいやだったんだ、というところまで行き着いた。
別に現実の彼らの仲はそこまで深刻な話じゃなく普通に仲が良かろうと、そうだとしてそもそもそんな冗談の通じないひ弱メンタルお呼びじゃないわって言われようと、私は私の好きな子が無用に傷を付け得ない世界の方がほしい。

 

同じ流れで言うとひいては自虐に繋がるのもすごく悲しい。

 

M1612
真田 →顕嵐/くやしいくらいあこがれのイケメン! 俺の顔も15回くらいなぐったら、何かのまちがいでこんな顔にならないかな(笑)。

 

お前ね?!お前そのジムとかキックボクシングとかもう4年くらい続けて尚のこと鍛え込んだ腕で15回も殴ったらね?!どうなるか分かるでしょ?!!?!顔変わるの意味違ってくるから!!!っていうマジレスは置いといてもw、別に顔ファンでやっているわけでもないけど、それでも自分の好きな人が「自分の顔なぐったら変わるかな」とか言ってるの聞いて楽しくはならない。私冗談分からない。なんだったら、「そういうこと考えるんなら、例えば自分の周りにいた人に対して『こいつなぐったらもうちょっといい顔になるのになー』とか思ったりしたことある?」などというものすごい無駄な悲しみが過ぎったりまでする。


まぁここまで書くとあなたが過敏なだけでしょ、本人たちは冗談だってわかってるしネタとして笑うところじゃん、言いがかりつけないでよって思う方もいるというのは分かる。そういう方は安井真田推しブログとか書いてプレゼンしていただけたらと思う。読みます。
ただ私は (安∀井)おもしろいかなって(笑) って言われても端的に言って「おもしろくねぇから💢」で終わる。おもしろいかな、の根拠が客受け想定なのか根っから思ってるのかは分かんないんだけど。

ディスり芸、ってたぶんどこかしらで散見されるものだと思うけど、やる側はどこかで、立ち止まって考えてくれたらなぁと思っています。

 

 

 


余談1
しかしいじりも愛、は対極「褒められてるのに悲しみがある」で結局どちらもよろしくないなとのんさな厨はふと思っている…。

 

P0806
野澤「オレから見た真田くんは、やっぱり演技の人ってイメージがあるな。ドラマで涙を流しながら演技してる姿とか見ると、すごいな~、うまいな~って思うよ」(略)
真田「ちなみに野澤は、この3人の中で唯一の足の長いキャラってことでお願いします(笑)」

3人とはあとえびに入る前のはっしーです。

W1207
【相方のスゴイところ】スタイル。オレがどんどんチビに見えてくるもん(笑)。マジでうらやましすぎるんだけど。背の高さも細さも。完ペキだよ。今回、ソロをやったじゃん?で、うしろから見ててわかった。やっぱりスタイルがいいとすごくステージ映えするんだな~って。

TVfanCROSS1208
真田 外見的なところから、身長が高い。
野澤 それ聞き飽きた!

 

たぶん拾えばもっとあるんだけど、野澤さんのよいところを、と言われるとほぼスタイルのことしか挙げないことに定評のある真田。
なんなら

W0912
周りの人から「スタイルいいね」って言われることがあるけど、自分の体型は全然好きじゃない。オレがルックス的に憧れてるのは、(森田)剛くんとか屋良くんなの。ね、違うでしょ(笑)。

とまで昔言ったことのあった野澤さんに対して、そこに現状を肯定する意味があったのかなんてことは分からないけれども、聞き飽きた!とまでもう言われてるのに、

131106放送少クラの楽屋訪問・10秒でお互いのよいところを3つずつ褒め合おう!
( サ∀ナ)スタイルがいい (のωん )演技がうまい
( サ∀ナ)顔小さい (のωん )なんやかんやっ、当てになる!
( サ∀ナ)よく食べる (のωん )お前のことが好きだ!(抱きつく)

 

それ1つめと2つめほぼ同義だからね?!?!!野澤さんも延々数年それ繰り返されて尚ずっと真田のこと好きでいられるのすごいよ?!?!!ってなる。
実際らぶつんになってから、真田が周りの人に対して褒める言葉をストレートに表に出すようになっていて時々悲しみがある。野澤さんにはそんな風に言ってくれなかったじゃん!!!ってなってる。よく。

 

 

 余談2

W1108

野澤 ひとりで突っ走ってそうに見えるけど、実はちゃんとみんなのこと考えてるんだよね。不器用なみんなのこと思いなの。今回のインタビューでもオレのことあんまりいいふうに言ってないでしょ?それ、いつもだから(笑)。表現するのが苦手なんだよ。不器用だけどいい人なんだよ、真田って。

 

何度か言ってるけど、私が真田の隣には野澤さんがいてほしいと思ってしまうのは、別にイエスマンがほしいというわけではなくて、真田の姿勢を肯定してくれるからで。それこそ後輩に怖いと思われてた、頑なであった真田を理解してくれる野澤さんが常に傍らにい(て且つ本当にほぼふたりぼっちだっ)たことが却って真田を囲ってしまっていたのだとしたらなんとも言い様がないし、その頑なさが是正なり軟化されるべきものだったろうというのは、本人も今楽になったというだけあってそうなんだろうと思うんだけど、それでも今一緒にいる人の側にはずっと置いておきたくないなぁと思う。アイディアを数出すことについて、実際実現可能なものを言いなよなどの非難はあろうし数出すことが偉いってわけでもないけど、「簡単に言うと、ちょっと頭おかしい(笑)」って言葉選びでまとめられたり(W1605)*1、舞台後の演技指導もね、さなぴー熱いから(笑)みたいに言われても腑に落ちない。

何度も言ってるけど、「本人たちの間では問題ない言動だ」と説かれてもそれは考え方の違いなのでしょうがないです。本人がオタクひとりひとりに自分の真意を表明してくれるならともかく、問題があるもないも全部オタク側の推測解釈一つでしかないし、なんなら表明にだって解釈違いは生まれるものだろうから、私とあなたは平行線です。もし何かあるならハッピーな安井真田推しブログ書いてくれ。私もハッピーになる。


まぁ上の余談と表裏で、ふたりぼっちだった人たちには、人間関係を分散できない面(面と向かって言うのが(あるいは言ってたとして表に出すのが)気まずい的な)と、互いについての言及が多くならざるをえない面とがあるとは思うので、真田が野澤さんをほとんど褒めてくれなかったのも、野澤さんが真田について多くのことを言ってくれたのも、環境に一因があるのかなぁなどとは、思うこともあるんですけどね。

 

 

 

最近のんさなに重ねて泣いたユーリ!!!インタビュー。

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認めてくれる、大事。

*1:真田「アイデアを出す回数は、俺がいちばんだと思うよ。俺ちょっとぶっ飛んでるところがあって、今までは何か提案しても『ダメ』って言われることが多かったんだ。このメンバーも最初はボロクソに言うんだけど、うまく形になるように練ってくれる。それがうれしい」

安井「つねに考えてる人。週3回くらいこれどう?ってアイデアを出してくる。大人・しっかり者・安定感みたいなイメージがあると思うんだけど、けっこうポンコツ(笑)。日本語ヘタだし、フリも全然覚えられない。一生懸命なんだけど、抜けてるところがあるの。そこが愛おしくてしかたない」M1606

こういう言い方もしてくれるし、真田自身がうれしい、と言うこともあるんだから、ほんとこちらの文句の付け方が言葉狩りだなぁとも思うには思うのですが。

feel, no care to be powered

彼の足元には火の穂が揺らめいている。
ただそこにあるだけで、その熱は明かりを撒き粉を散らす。遠くの彼を見る度にまるでぱちりと爆ぜ続けるような音がして、僕は目を逸らすことができなかった。


それは、自分の身を焦がしてしまうことはないのだろうか。見つめ続けて思っていた。
はたにいてさえ熱量は肌を撫ぜた。時折耐えきれず目を細める。それでも彼から距離を取った後も尚、自分の胸が醒めなかったことさえ僕にはあった。彼の熱と僕とは親和性が高いのかもしれなかった。そのことを差し引いてまだ、彼への羨望と、憧憬とが混濁と入り混じった気持ちは、僕の身にも熱を点す。風がその熱を煽る。
どうして。どうしてこんなにも。
追いたいと思った。彼の辿る道を。彼の行く先を。
そうずっと、思っていたのだ。

 

 


そうして僕と彼とに、巡り合う時機があった。
風が止んだからか、熱は穏やかさを内包し、その人の身に纏っていた。制御できうる力のように。それは今は使われずとも、背後にある器の大きさを僕に示し続けていた。
やっと、触れることができる。はたで見ていることしか叶わなかった僕は、うれしくてたまらなかった。ようやくこの人と、居並ぶことができる。それだけの時を、立ち続けられたこともが誇りだった。ねぇ、これからどうしよう。どんなことをしていこう。話したいことが山ほどあった。僕はこの人の手を取りたかった。この人の、熱のかたまりのような手をとって、共に。
触れる。
思っていた以上に柔らかな手指だと、そう感じるよりも先に、胸がどくんと跳ねていた。

指を覆い重ねた自分の肌に落ちたのは、彼の涙だった。
驚いて彼の顔を見て、この人を真正面から見られたのは今までになかったのだということにさえ初めて気が付いた。目は自分の熱量が水分を溶かすように潤む。
この人は、火の穂の中心で水を湛え立っていた。
あれだけ問いかけたい言葉があったのに形を成さない。それはこの人もまるで同じようで、はくりと口を開いては声を出すことが耐え難いようにただ息だけを吐き出した。まるで、声にしたら決壊してしまうとでもいうように。その合間にもはたりと落ちていく涙は、穂に触れた途端にジッと音を立てた。
「どうして、…どうしてそんなに苦しそうな顔をするの」
「こわい」
「…なにが」
「火の穂は人を遠ざける。それでも歩いてきた。ずっと、ずっと、走るように、風に乗るように、だけど、こわい。いつかこの火が絶えたら?壁となるこの火が、ほんとうは絶えるべきものだったら?こわい、ひとりになることも、だけどこの火が絶えることも、僕は、こわくて、だけど、」

溶け出すように堰を切る。少し、血が上った。どうして、あなたは、
「どうしてあなたは目の前の僕を見ないの。こうしてこの手を、熱を焦がれてやまないものを掴んでいるのを見ないの」
叫んだ。なにが人を遠ざけるだ。自分がそう思い込んで、そういう生き方しかできないと思って、人に依ることをしなかったんじゃないか。誰も彼もが熱を疎むのではない。眩しさを直視できない奴らの所業だ。そうでなきゃ、そうでなきゃ、
「どうしてこんなにあなたに焦がれる人間が生まれると思うの…!」
ぐずりと僕こそが泣きじゃくりながら声を上げ続けた。互いの落とす粒がジッ、ジッと火の穂に吸われていく。水分を追うように穂は舞って、絶えず形を変え揺らめき続けた。
「あなたの火の穂は、こうして幾粒もの涙を吸ってきた。だのにこうして絶えない。飲み込んで強さを増してきたんだ。そうして歩いてきたんだ。だからこそ、ねぇ、あなたの後ろを見てよ」
呆然と僕の言葉を受けていた彼が、まばたきを幾度も繰り返し、その度にぱたぱたと涙を落としながら、振り返る。
そこには、彼がこれまで灯してきた火の穂がずっと、ずっとこの足元まで続いていた。
「消えないんだ。消えてないんだ。あなたの歩いてきた道も、これから行く先にある道も、火は消えない。あなたの火が消えるわけがない」
これまでを諦めるように後ろを見ようとしなかったから気付かなかったんでしょう。信じられなかったんでしょう。こわいと言うなら、僕が手をとったままその火の強さを指し示す。
「あなたが、強くないわけがない」
もう一度、震えるようにこちらを見返した彼を見据える。
へらりと、泣き笑いの顔になった彼は、手をふわりと握り返しながら、僕にこう言った。
「君は、雷みたいな人だなあ」

 

 

彼の足元には火の穂が揺らめいている。
まだ風は止んだままだ。かつては傍らにあったそれが、いつ隣に来てくれるとも、それは知れないことだった。
だから僕が。彼の手をとり隣に歩く。
安心してよ。僕の雷とあなたの火の穂は相性がいい。そう言うと彼はただ笑って、うんと頷いてくれた。

 

 

 

 

 

真田佑馬さん、入所13周年おめでとうございます。

夜の最中の寓話


控えめに響いたノックの音は同居人のそれではないだろうと思い込んだのが原因だった。後輩のどちらかだ、そう考えたのは半分当たり半分外れる。扉の前にいたのは気まずい顔をしたタケとウタ、それからその真ん中で両腕を捕らわれたーー否、寝顔をさらして担がれた、奴だった。



「すみません、俺らが今日の稽古のところもうちょっと、って話しかけたら勢いづいちゃって」
勢いがついたのにこうも満足げに眠っているとはこれいかに、なんて深く考えなくても分かる。
「まず話しかけられることでそもそもテンション上がるし普段から芝居のことしか考えてないから喋りだしたらとどまりないしとりとめもないし、ただでさえ今日体力使ってたのに疲れに気付かないで気持ちだけわぁーーってなるから、で、ちょっと目を離した隙に倒れてただろ」
「…さすがタスクくん、見てきたみたいに話すんッスよね。それね」
俺が一息で返した言葉にウタが微妙にひきつった笑いをする。それは、タケとの微妙な身長差のせいで、支えたこいつの重さが僅かばかりにでも多めにかかっていそうなせいかもしれなかったが。

先達たちであればここで放り捨てて俺に正面から預けさせるところだったろうが(意識のある俺にばかりいたたまれなさが残るやり方なのでやめてほしい)、できた後輩たちは目線で少し伺いを立てた後に、部屋の中への連行を再開した。
「あの、どっちすか寝床」
拾ってもらったここで暮らす以上、基本はどこも相部屋だ。それはタケとウタの場合もそうだし、例外と言えば最年長のヒカリくんくらいだ。率先して声を上げたタケに奥、転がしといていいから、と指し示すとしゃがみこんだときにバランスを崩したのか3人で布団に顔から突っ込んだ。誰も手をつけない状態だったのだから仕方ない。バスンと音がする。途端に面白くなったのかけたけたと笑いながら腕と布団とから抜け出した2人に対して、結局放り投げるのと大差ない形で投げ出されたにも関わらず、こいつは相変わらず平和な寝息を立てていた。
「あぁー、あぁーやべ。超ウケる。この人まだ寝てるし」
衝撃や声程度ではそう起きないだろう。朝だって人にアラームをかけさせておいてちっとも起きやしない。
…こいつの場合、睡眠が何よりのリカバリーと、リセットであることを理解しているものだから、許さざるを得ないと信奉している、自分の質が悪いのだけど。絶対直では言うもんか。

…けれど。


あーあ、と立ち上がって横をすり抜けた彼らを呼び止める。
「あ、夜にすいませんでした。そのまま俺らの部屋で寝せといてもいいかなーって、ちょっと思ったんですけど」
「あ、いや、むしろわり、寝てる人間運ぶの大変だったろ、で、いや、そのそれと」
却って先に謝りを立てる彼らに少し舌の回りがもたついた。
それは、
「あのさ、ひっくり返しといてくれる?そいつ」
後ろ手に指を差した。不思議そうな顔をされるから続ける。
「こいつさぁ、窓の方見て寝ないと落ち着かないっていうんだよ、いつも、…だからさ」

さっきうつ伏せで倒れ込んだところを肩なり足なり掴んで整えられたその体は、こちら側を向いた状態だった。
ーー…正直な話。この配置で、俺を視界に入れずにいようとする結果が、その癖を生み出しているのだろうと思っていたのだ。口に出す試しは、なかったけれど。
それこそ口元がひきつりはしなかっただろうか。そもそも少し目を伏せがちだった。どれだけよっぽど俺の表情の方が雄弁なことだろう、と改めて苦笑いが沸きそうになったところで、返事の間が空いた2人にはてなが浮かんでようやく顔を上げる。2人は俺と目が合ったあと互いに顔を見合わせて、ーーパッと同時にこちらを見て言った。

「よくないスか?もう完全に寝落ちてるんだし」
「は」
「そうすよ、だいちさっき俺たちのとこで意識落ちたときも、窓の位置とか関係なかったしこの人」
いやそれは、俺との場面じゃないからじゃないのか、そう言ってやりたかったがその前に、2人はもう一度軽やかに扉を開ける。

「さっきも言ったじゃないすか。ーータスクくん、案外分かりやすいですよ」

タケがにやりと笑ってひらりと身を返す。後ろに続いたウタがやっぱりにやにや笑って、そっちの人もね、と部屋の奥を指差して消えていった。残されたのは俺と、寝息だ。



…なんだよ。なんなんだ。
なんだかくたびれた。もう俺も寝てしまおう。電気を落とした。
暗がりに慣れなくとも、この部屋の距離感には慣れている。近い自分の布団に潜り込んで向こうを眺めたところで、大してものも見えやしない。

ーーそれでも。いつか近くなるのだろうか。欲しくてやまないその視界に、俺を認めてくれるのだろうか。
そうなら、どんなにか。


ふとせがむ思いでにじるように畳を這わせた腕の先が、何かに触れた。
「うわ、」
途端にびくついて上がった声で分かる。こちらの肩が跳ねる。


指だった。

意識していなければこんなところにまで、伸ばされやしない、ましてや今みたいな声なんて起きて、…起きていなければ。


バタリと勢いよく寝返りを打った。俺は扉の方を睨み付けながら必死に意識を飛ばそうとする。いつ目を覚ましたんだこのたぬきやろう、この隣に固執しているのは俺だけじゃないんだなんて、僅かでも錯覚ならさせないで、もっとスポットライトの下で認めろ、この、この

ののしり言葉を解き出そうと思ったのに叶わない。
何か向こうからの足掛かりがあるそのことが、俺は、うれしくてたまらなかったのだ。



夜の最中、この意図せずして訪れたもらいものを抱えていては、俺はもう確かに、背中を向けるしか堪えようがなかった。

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我が人よ 真幸くあれと 二十四度

今年の真田出演舞台2本は、共に赤ん坊の泣き声から幕を開けた。『コインロッカー・ベイビーズ』に関しては既にまとめているので暇のあるときに読んでもらえればいいと思うが、ところで今日は、真田の誕生日である。
1992年生まれ。今年24という年男の彼を思えば19の頃から追いかけているのだから気付けば早いものだ。そうは言っても彼が事務所に入ったのは11歳のときなので、全然誇れるような長さの担当歴でもないのだけれど。

 

『ダニー・ボーイズ〜いつも笑顔で歌を〜』という舞台は、脚本上の粗を探すとキリがないような部分も確かにあったのだけれど*1、それでも心の動いた良い舞台だった。

サチオの生涯は1990年に幕を閉じる。自由な空を飛び続けた彼は自らの飛行機の事故で亡くなるのだ。直接その瞬間が描かれたわけではない。それでも、自担が死ぬというものを見せられるのはこんなにもつらいのだとは思ってもみなかった。例えば今までの彼の役柄の経歴から言って、こうなんか、罪を罰せられて死ぬとか、狂気で逸して死んでしまうとかならありそうだったかなぁとは思うのだけど、いやまぁそれはそれでたぶんつらいのだけど、だがここで感じたつらさは、それはおそらく、「周囲に夢だけを与えて先に逝ってしまう」ことに原因がある。まるで、人のために生きるのが自分の使命なのだと微笑んでいる人が、追い縋ってもここにいてくれないような。どうして自分の幸せを追ってくれないの。

 

 読み込みはまだ浅いんですけどね、と注釈するが、じゅうぶん、真田は役へとのめり込みつつある。物語の後半にはめちゃくちゃ重要なセリフを見つけたようで、「なに、これ、すごく重い2行!……があるんですよ」

 事前に舞台誌のインタビューでこう言っていたのもあってその『2行』に気を留めていたのだが、それはまさに死後の(と思われる)彼が、「あのね、」とあまりにも優しい、泣きたくなるほどやわらかな声で語りかけ始めるその言葉だと私には思えた。

 「僕たちは自由だから。生きているだけでいいなんて、そんなのは夢じゃない。自分が何をして生きたいか。それが夢だよ」

 

初見時、なんでこの人はこんなにも、自分を追い詰めるような言葉を口にするんだろうと思った。ただ漫然と生きているだけではダメなんだと。自分の道を決めて、追って、飛び続けようとしない人生に価値はない、そんな風に自分を責め立てているんじゃないかとつらくなった。

それは常々、この人に漂う自分への厳しさを思っているからだ。いつも仕事のことを考えていて、立ち位置に、技術に、行く先に悩んでいて、自分を許そうとしない。そういう生き方の人だから、サチオとして死んでしまう姿を見て、「そんなに背負わなくていいよ、ただ幸せに生きていてよ」という気持ちと、「そもそもこの人の思う幸せを私なんかが規定できやしないんだ。彼がそう安穏とした道に価値がないと感じてもがくのならその後ろ姿を見守るしかない」という気持ちとが同時に立ち昇って泣くしかなかった。

何年か前にとっつーの連載で、イノッチが真田にかけた言葉が引かれたことがある。

「お前が21歳まで生きてこられたことに感謝してる人がこの世界に最低二人はいるんだから。お父さんとお母さんはお前が生きてるってことだけで幸せだと思うよ」

読んだ当時は、こんな言葉をかけられるなんてどれだけ思い悩んでるんだよなどと草を生やす程度には気軽に見ていたのだけれど、いざ死なれると本当にもう生きているだけでいい。それだけを本当に切実に思ってしまった。

 

そもそもラッキーマン、と称されつつ、サチオに対する考察はほのかに悲しさがある。

いつも前向きで、幸せそうに歌っていると見えるかもしれないけど、幸男は脳天気な男じゃない。(略)"僕はラッキーだから"というセリフが何度が出てくるんですが、すごく気になったんです。それって逆に、ラッキーになりたい自己暗示じゃないか。みんなに"幸男はラッキーマンだから"と言われるプレッシャーじゃないか、と。そういうところを掘り下げていくことで、幸男の深い人間性が見えてくると思うんです。

人には何かしら崇拝するものがあるとして、幸男にとってはそれは歌。歌を崇拝することは彼を救うけど、現実問題としての彼は救われていないかもしれない。だからこそ彼は歌いたいんです。

幸男だって認められたくて一生懸命だったんだって、歌えばみんなが寄ってきてくれるから歌うんだって、表には出てこない本音を伝えられる演技をしたいと思います。

 二段目の解釈は難しいのだけれど、要は「この先には希望がある」と縋にすること、なのではないだろうか。歌っていれば、このステージにいれば、僕は幸せになれると信じて立っていくことで手一杯なのだと。信じていなければ、やっていけやしないのだと。

こう言葉が出るからには、それを引きずり出すだけの感情がどこかで自分の中にもある。そういうことなのだと思っていた。

 

それがある朝、唐突に、あの『2行』への異なる解釈が瞬いた。

冒頭、戦争を経験したツネは言う。
「夢、…ですか。寝てるときに見る夢じゃない、夢。
――死なないこと。生きて、いけること。
全部まとめて、…運が、いいこと」
それに呼応する形だとするならば、サチオの言葉は、こう言っているんじゃないのか。

 

死なずに生き抜くことが夢だなんて、そんな世界は終わったんだよと。もっと欲張りになっていいんだよと。

 

「僕たちは自由だから。生きているだけでいいなんて、そんなのは夢じゃない。自分が何をして生きたいか。それが夢だよ」

 

 

どうか、もっと欲張りになって。
自分のしたいことを、自由に、手に取れる、そうして人の輪の中に笑っていられる道を歩んでください。
真田佑馬様。24歳、おめでとうございます。
ここで生きていてくれて、私は、泣きそうなくらい、幸せです。

 

 

 

*1:満鉄勤めのサチオ父は戦後5年すぎまで難を逃れてあんな上流っぽく暮らせてたのかとか1950年サチオが生まれたときにかぶさる爆撃の演出はなんだとか、1990年没のツネさんが50年産婆さんやってサチオが1人目って言うの計算合わなさ過ぎるとか(原作のツネさんは2010年ぐらいに引退式をやっている)、1976年1月が本公演ならプレビュー前の稽古って75年の話じゃね?とか、その当時ホットの飲み物にコンビニカフェみたいな飲み口付きのフタなくねとか(隣に座っていた友人が大千秋楽でそこを確認しだしたので鬼!と思った(笑))。あとはとにかく「歌っていられれば、そうして人とつながっていられれば場所には頓着しない」質が見えた原作のサチオだからすんなり繋がったパイロットも、舞台ではトニー賞への悔しさを一つ挟んだことで捉え方が難しくなったなーと思う。