一度や二度の悲しみじゃなくて

だいたい野澤と真田の話をしています

めめめめたふぁー


あなたは並み居るドル誌公式ツイートの中で、うっかりふぁぼRT数上位に入り込んでいるツイートが何かご存知ですか。*1

 

前振りはこちら。

(のωん)「イヌと撮りたい。うちも大型犬を飼ってるしネコよりイヌ派なの」(W1401) 

アイドルとしてはごくごく真っ当な、次のシューティングへのリクエストである。確かに犬と撮影しているという誌面というのはわりあい見かけるし、もふもふとした犬、それを触っていて破顔するアイドルのとりあわせというのも読者としてはよろこばしい絵面だろう。

 

それがだ。

発売日より5日後の13年12月12日、このツイートが公式から流れてくる。

 

[WiNKUP1月号・ジャニーズJr.お詫びと訂正]P118野澤祐樹さんの「うちも大型犬を飼ってる」という表現ですが、これは「近くに真田(佑馬)という大型犬みたいなヤツがいる」という意味であり、編集部の誤解で生じた誤った情報でした。ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。 

 

うちも大型犬を飼ってる。


近くに真田という大型犬みたいなヤツがいる。


真田という大型犬みたいな


真田という大型犬

 

 

あ ほ か ! ! ! ! ! 
お前、お前ねぇ、やっぱりドル誌でいつだか出された胡瓜だか南瓜だかの読み分けも全問正解できなかったのにいきなりそんな高度な比喩表現繰り出すから誤解が生じるんでしょう?!!?!ご迷惑をおかけしたのも謝るのもお前さんだよ!!!!!聞いた方は普通にあぁー犬飼ってるんだー好きなのねーになるじゃん?!!そらあーいいとも犬回でバーニーズマウンテンドッグ抱っこしてて中居先輩にも「お前(犬に)似てきたなぁ」って頭撫でられたことのある真田ですけど!!!それ以来非常に狭い界隈でバーニーズ=真田みたいな扱いしてきましたけど!!!

それとこれとは話が違う!!!!!

まぁちょうど同日発売の別雑誌では「飼ってるのはカメだけ」とか「喘息持ちがいて毛のある動物飼えない」とか言ってるからおかしいなとは思いましたし、たぶん他にも違和感あった人が問い合わせて発覚したのだろうなぁとは思っていますが。マジ編集部さんにご迷惑かけてるこの人。

 


といったところで。
そもそも比喩とは、「聞き手にとって未知・不明瞭なものでも分かりやすくなるように」使う表現のことだ、と考えてよいのだと思います。「このせんべいは石のようにかたい」と表現すれば、聞き手は話題のせんべいそのものを食べたことはなくてもなんとなくかたさのイメージができる。
ただしそこには同時に別の側面があります。

 

この直喩は、「…のやうに」という結合表現によって、非常識的な類似性を読者に強制していることになる。

 

佐藤信夫『レトリック感覚』*2の一節ですが、要するに「「~のような」で物事をくっつけたら、それはそのふたつに類似性があるという認識で言ってるもんだと理解しなければならない」側面があるということです*3。ものすごく乱暴に言えば、もしある男が恋人を「彼女は天使(のよう)だ」などと言っていたら、どんなに傍目にそうは見えなくてもその男の中にはそういった認識とか思考回路があるのだとは認めてやらないといけない、とそういうことです。
要するに、少なくともこの時点では野澤さんの中に「真田と大型犬は似たようなものだ」という認識があることを我々は認めなければならないのです。

比喩とは、それによって説明されたものを知るのではない。私たちはその比喩を発した人の中身を知るのです。

 


というわけで、過去のドル誌(今回は10年~14年度)からこれは比喩表現だろうというものを少し拾ってみることにしました。野澤真田本人発言のものも、周囲が当人を指して言ったものもあります。個人の認識や感覚に関わるというより、物理的、客観的にそう言って差し支えないという、あまり面白みのないものもあります(前段落で言う「説明されたものの方を知る」というものに当たる)。
ドル誌の収集そのものにも穴がありますし、手作業と一個人の判断で拾ってきているので、そんなに高い信頼性などありませんが、それこそ個人の一関心事、暇つぶしにでも見ていただけたら良いかなーと。

 ってなわけで。

 


【真田を指しての表現】

 

「どっかのセールスマンみたいだね(笑)」(滝沢D1012)
この号で滝沢さんが直接言ったわけではなく、たきつばコンのMCの中で言われたものとのこと。当時の話しぶりは滝ちゃんねるで見た程度なので私からはさして何も言えないのだけども。続く本人の言葉、
「オレってそんなにカタそう?! おもしろいしゃべりができるようになりたいから、雑学を勉強中。」
というのも、重ねて真田自身の「セールスマン」というものに対する認識が透けて見える(まあその場で「カタいよ~」などと笑われたのかもしれないが)。いや私はセールスマンなんて業務をきちんと管理するのとは別でやわらかくてコミュ力が高くないとできないと思うよ…。「新人のセールスマン」とか言われたら本来の意図に近いのかもしれない。

 

「スノーマンの催眠術師」(渡辺D1102)
みすの時代にそれぞれのキャッチコピーをつける回にて。
渡辺「だってさなぴー見てると眠くならない?」
(*サ∀ナ)っ/*:.。゜・*ラリホー!!!
世界は平和。

 

「おまえはオレの彼女か!!」(野澤D1202)
例のドーナツ16こ事件である。そんなに買い込んできたのに「食べる?」「あげようか?」の一言もなくひとつもくれる気配のない野澤さんの態度に拗ねる真田の様を指して。

野澤「しかも何、そのスネ方!おまえはオレの彼女か!!」
真田「彼女ではない。」

ちゃんと否定はする。しかし別の誌面で
「俺が何か食べてると、ケモノのような視線を感じることがある(笑)」(野澤p1205)
という例えもしているので、野澤さんにとっていよいよ真田がなんなのかが窺い知れない。

 

「基本、サナピーはいくつになっても、中2なんだよね(笑)」(野澤W1203)
風邪引いたアピールの強さや買い物の戦利品を自慢げに見せてくる様を指して。
サーフィンとか筋トレとか都市伝説とか、おおよそ野澤さんからしたら興味のない話を延々と楽しそうにするのが真田である。せっかく野澤さんに合いそうなパワーストーンのおすすめトークをしても(のωん)長ったらしい名前だから忘れちゃった(笑)と返されるような報われなさっぷりであっても、今日も真田はかまってちゃんである。
(のωん)「母性本能がある人が合うんじゃないかな」
母性本能を通り越して孫本能のある子たちに囲まれていますが何か。

 

「真田のことは気まぐれなたまごっちだと思って育ててね!」(野澤p1205)
うん待とう。待とう野澤?

確かにこのページ、取扱説明の体裁で構成されてはいるが、誰も育てる前提で話してはいない。というかドル誌なんだから付き合うなら設定とかではないのか。その直前に話していたのも
(´サ∀ナ)口開けて寝ちゃうから加湿器が必要
とかいう内容である。育てるというか、さなじいじとして面倒を見てあげてね、がおそらく今のジュニアたちに残されたメッセージなのかもしれない。

 

「わかりやすく言うと、真田って学校の給食みたいな感じ」(野澤W1402)
真田のテンションが日替わりで高低差が激しいことを指して。

真田「むしろ、わかりにくいわ!(笑)」

その通りである。これこそ、時々野澤さんの言語選択って不思議だなぁーと思うものの一端だという気もする。

野澤「なんか、"お、今日はこれか"ってワクワクする日と、"うーん、イマイチ"っていう日があるじゃん。ホント、一定じゃないんだよなぁ」
真田「ちなみに、ごちそうの日のオレってどんな感じ?」
野澤「『いいとも』の楽屋に入ってきて、いきなり、"昨日さ、ジム行ったんだよね。どう、ついたと思わない?"ってゴキゲンで胸筋とか見せてくる。これが給食の麻婆豆腐に匹敵するくらい、いい感じの日」
真田「じゃ、イマイチの日は?」
野澤「オレが話しかけても、こっちも見ないで"(めちゃめちゃ小さい声で)おぅ、おぅ、おぅ…"、これくらい薄いリアクション」

図らずも野澤さんのイチオシ給食メニューまで知ることのできる会話である。っていうか楽屋に入るなり胸見せてくる(語弊)ってゆるゆるすぎやしないか。

 

「うちも大型犬を飼ってるしネコよりイヌ派なの」(W1401)
これな。出たこれな。
ほんとに高度すぎる。なんたってこれ、脈絡がなさすぎるのである。話題はその年度のベストショットからの今後やりたい撮影のことだったので、それまでに真田のさの字も出てきていない上でのこの発言なわけである。もしかしたら現場では一昔前の演出のようにドヤ顔しながら真田をサムズアップで指していたりしたのかもしれないが、我々にそんなことは分からない。そもそも編集の方に伝わっていないのである。なんたる。なんたる。
というかそもそも、真田が犬か猫かというのは野澤真田の間の認識に隔たりがあって、野澤さんにとってはこの通り犬扱いなのだけど、真田自身はたびたび「自分は猫っぽい」という主旨の発言をしている。それを、真田が見せないようにしているのか、どちらかと言えば犬成分が多いってことなのか、野澤さんが分かっていないのか、分かっていて犬としてしか見せないようにしているのかは、それこそそんなもの私たちには一生分かり得ないことではあるが。


「番組のおかげでサナピーの誤作動が減った(笑)」(野澤P1010)
これは直接に比喩表現と呼べるものかはきわどいが、本来は機械類に使うべき「(誤)作動」という言葉を持ち出しているのが面白いので持ってきたもの。やっぱり野澤さんの言葉選びってとても面白い。
この辺りから、上述の「真田は犬か猫か論争」に付随して、「真田はオンのときの本体と別に電源オフったときのコピーロボットちゃんがいる」という定説が持ち出されている(私の中で)。
お鼻をぽちっとな( サдナ)っ (サ∀ナ*)"゜わーいただいま起動中!

 


【野澤さんを指しての表現】

 

「歩く大型電気店」(渡辺W0908)
野澤さんは荷物が多くて、持ってる?と聞くとたいてい持っているという話から。

真田「あと、いつも何持ってる?」
野澤「ドライヤー、ヘアアイロン、音楽携帯プレイヤーの充電器、小さなスピーカー、スピーカー用電池、ゲームの充電器…あとケータイの充電器はひとつの会社用が3つに…」

いやうん電気屋さんや。
ちなみにほぼ同内容の「歩く家電量販店」というキャッチコピーをD1102(上述の催眠術師真田の号)にて改めて拝命している。更にちなみに言うとこの回決められたなべしょちゃんのキャッチコピー第一案は「歩くブブゼラ」。

 

「客観性があるっていうのかな、バスケでいうなら司令塔、つまり、ポイントガードのようだ…。」(阿部D1010)
クリエでコントを一緒にやることになったときに、野澤さんが頼りになったという話から。
私は生徒の中体連で何回か見に行ったことはあるのだが、まさに今年「別言語」という言葉を持ち出したくらい今目の前で何事が起こってるのか分からん、というのがバスケだ。というわけで、ポイントガードという言葉を出されると却って内容が掴めなくなる。なんにもつまりじゃない…。要するに周りを冷静に見てるよ、ってことでいいのだろうか。
「自分のことで頭いっぱいになってるとき、野澤は企画案をいろいろ出しててさ。しかもMCで、あまりしゃべってないオレにもちゃんと話を振ってくれた。」というのがこの前にくっついている。学年的には野澤さんが1つ上、事務所的には阿部くんが1年先、という事情を踏まえてのふたりのフラットな呼び捨て具合が非常に好きです。

 

「第二の薮くん」(野澤W1109)
自身の身長の伸び率を指して。
06年に三宅健主演の「親指さがし」に健くんの子ども時代役で出たときには肩くらいしかなかったというものが、現状あの通りなわけである。
この発言は同時に、この事務所が薮さんや野澤さんをはじめとして年端もいかないくらいの年齢から少年たちを擁していることだったり、その幼少期からの成長が画像であれ映像であれ配信され周囲(オタクに対しても)に認識されている、という前提の上で成り立っているものである。

 

「楽屋ではこの子が看守長だからね」(真田W1111)
舞台『少年たち』共用の楽屋(この年はTheyはやえだも一緒)で野澤さんが音楽(というかV6)を好き放題に鳴らしている様を表して。
12年に担降りしてきた私は10年のDVDを友人に見せていただいた程度なのだけど、それでも真田看守長は殴ったり罵ったり欺いたり相当なものである。この年はトラックで突っ込んだとも聞く。その己(の役)の所業と、野澤さんが楽屋で(*のωん)V6流しまくり!!!をしているのとは、果たして同等に並べられるものなのだろうか。並べられるんだろう。真田の中では。
っていうか!!!真田からのこの子呼びが好きだって言ってんだろ!!!!!

 


【両者の関係を指しての表現】

 

「オレと野澤って『電車と信号』みたいな関係」(真田W1211)
これね…ほんと好きだったんですよ…当時も長々つぶやいたものがあるから、ちょっと引用します。

その下に「ブレーキ」って単語があったわけだし、「電車(加速するもの。言うなればアクセル)とブレーキ」っていう例えじゃないんだ?って思ったわけです。最初は。でも、あぁ、電車に対して信号っていうのは、それとは違うなぁって。電車に対してブレーキをかけて減速停止させるっていうのは、ある意味抵抗をかける一方的な作用で、言うなれば力で無理にそうさせるものだけど、信号は、「あぁ、見てるとスピード配分が間違ってる。心配」って思うから合図を出して、電車の方はそれを視界に認めて、そうして「あぁ、」って自分と周りのことに気付いて、自分の走りに調整をかけるわけでしょう。

要するに、電車と信号の関係って、その間には気づきと意思のワンクッションがお互いにあるわけで、それが「電車とブレーキ」という例えでは出なかったニュアンスじゃないなかなぁと思って。すごく、自分と野澤さんを示してそう言った真田がすごく好き。
で、これは加えて思ったことなんだけど、電車に対するブレーキはその中の一機関だけど、電車と信号は全然別個にあるものだよなぁって。自分と野澤さんが全然違うタイプっていうのは常日頃から思ってるにしてもどれだけこの例えが意識的に行なわれたかは分からないけど、これ含めすごく好きってなってる。(121010) 

 

前ーの、夏虹の頃かに潤くんが出た番組*4で、占いの方が嵐のメンバーを、アクセル二宮相葉、ブレーキ櫻井松本、仲裁役大野、って仕分けたことがあったんですよね。占いと比喩表現もまた別のものではあるけども、こことの比較もちょっとそのうち考えてみたい。
あとはこれだな。私買ってるわさすが。13年6月のMOREに翔さんの10000字インタビューが載ってるんですが、こんな風に述べているわけです。

松潤は、いつも意見を言う人だし、さまざまな活動の中で”嵐をどう見せるべきか”を考える人なの。オレは、どう見せるべきかより、”嵐はどうあるべきか”を考えるタイプ。嵐について、別なベクトルから言いあえる、両輪っていう感じはしますよね。

真田が野澤さんを別個のものとして例えたのとどっちがいい悪いの話はないんだけど、とにかくこの2つだけをとってみても、「嵐」というのはそれが1つの個体だっていう捉え方があるんだろうなと思う。「ARASHI is back」だしなぁ。

noon boyzが単数か複数かっていう話は延々と考えていたい。双数であるのは確実だけど)

オレがガーッと走ってるとき、あいつがいい感じにブレーキかけてくれるんだよ。オレは突っ走るところがあるから、逆にあいつに常に余裕を持っていてほしいんだよね。

いや結局ブレーキ扱いなのかもしれないけど。ブレーキかけさせてくれる、くらいの意味でとっておきたい。

 


【感覚を指しての表現】

 

「嫁入りの覚悟」(真田W1201)
未だによく分からない深刻度の、ドル誌で通常進行であるところの「くっついての撮影」に対する真田の例え。

野澤「オレらふたりでの撮影ってなると、”くっつく”っていう写真があったりするじゃん。オレは別にいいんだけど、サナピーはやけに時間がかかるんだよ(笑)」
真田「それ!”え~っと、ちょっと待ってくださいね”って、気持ちを切り替える時間が必要(笑)。だってさ、普通男どうしでそんなくっついて写真撮らないだろう(笑)!」
野澤「いや、それはそうだけどさ。そんな”気持ちの整理”まで必要か(笑)?!」
真田「嫁入りの覚悟(笑)。オレ、ホントにこの人でいいのかしら…的な(笑)」

そんなにか。いやまあ確かにドル誌のそれは日常生活で想定する以上の密着を強いられるかもしれないが、真田の場合小学生のときからこの仕事をしていて芸能生活もわりと日常のはずなんだけども、それでも気持ちの整理が必要らしい。
本当に、私は真田の性自認が男性性しかないっていう考え方が本当に好きなんだけど、だからこそ自分が他の男と密着しなければならないときには女性性のレッテルをはりつけないとやっていかれないんだろうなぁって、そういうことを3年前から延々と考えている。


「ステージ上って、渋谷のスクランブル交差点で、渡っている人の視線が一斉に集まるくらいの感覚」(野澤P0909)
「ヒヤッというか、気管が全部閉じちゃったような、なんともいえないドキドキ感だったよ(笑)」(野澤W1208)

この2つは、野澤さん独特の表現だなぁと拾ってきたもの。またそこで渋谷のスクランブル交差点を持ち出すっていうのは関東中心部の人間にしかできない感覚で面白いよね。地方民だって映像で見る機会はあるだろうけど、実際に「渋谷のスクランブル交差点」と「ステージ」のただ中に立ったことのある人間にはそこに共通した感覚があるんだって考えるとすごく面白い。

そして下の方は、MarchingJのイベントでうっかりV6の待機エリアに入ってしまっていたときの感覚を指して言ったもので、「ほんと…ほんとこの人…」って気持ちになるやつ。

「あいさつはできたけど、自分から話しかける勇気はない」
「"そうか!ここはV6エリアなのか!どうしよう…でも、いきなりどくのは失礼かな。このまま近くで見ていたい気も…"って頭の中はパニック。」

この男、ガチである。

 


今回は14年の頭の方で力尽きてしまったので(誌面が別くくりになってきた辺りで)、そのうちもうちょっとがんばりたいなぁーっていうのと*5、自担さんが作詞活動されている方には作詞分含めてこういうまとめやってみてほしいなぁーと思っています。個人的には光くんのまとめが見たい。どなたかどうぞ、どうぞよろしく。

 

 

*1:W誌ツイートをFavstarで見た結果。15年7月6日時点で1340ふぁぼ、1796RTで総合15番目の位置を陣取っている。
いつの間にか有料版じゃないと上位順に入れ替えができなくなっていたので、最新情報ではない。

*2:p.81

*3:本文中では、「駒子の唇は美しい蛭の輪のやうに滑らかであった。」にあるような、川端康成『雪国』に見られる比喩が引用されている

*4:検索したら、やっぱり「くちこみっ」という番組の10年7月放送分のようだ

*5:というか、タイトルはメタファーだけど引用したのは直喩についてだし、その辺りの扱いがばらばらですみません…

Say anything, anything, anything

目の高さで赤い光が青に変わったことにふと驚かされた。そうだ。ここは、2階の部屋だったのだと、今更のように気付く。
夜、暗い中に浮かぶ光。その赤と青は、同時に灯ることはないのだ。窓に自分のうっすらとした姿。それだけを遠くで見て、そのまま足をけつまずかせて倒れるように、ベッドに倒れた。
たぐるようにやわらかい布地を掴んで中心部へと体を動かす。指先に、頬にひやりとした布の感触が触れる。
眠ろう。目覚めれば、朝だ。
朝になれば、もっといろんなものが
見えるはずなのだから。


陽の光にまぶたをさされて、ぎしりと何度かかたい瞬きをしてから、それを開いた。あぁ、朝だ。重さの残る体を起こしていく。
広がる部屋は、見えるようにはなっても、ただ白かった。何もない。ベッドの上に座ったまま背面の壁を見上げる。
息を吐く。
傍らにあったままの鞄の中から、束を取り出した。何枚もの、写真を。
白い壁に、写真を、はる。
何枚も。何枚でも足りない。
覚えておきたかった。何もかもがなかったことのようには、したくなどなかった。
はりながら同時に、それがかなわないことも、知っていて。




「…夢ぇ?」
最近立て続けに見る夢がある、とついもらしてしまった。そういうスピリチュアルなことにはわりと影響される方だから勘弁してほしい。そういうのをばさりと切り捨ててくれるだろうと思ったのだ。たぶん、ふと。
「えっなにそれ。前世のムーンドリーム?それともなんか世界線が集まってきてる?」
「いやごめん何の話」
意味のわからない固有名詞が出てきて、手と首を振った。たぶん次元の違う話だ。どんな夢物語も、奴の住む世界ではありうるものだから。えぇー、そういうシチュエーションの話なんかあったかなぁー、なんてことをいまだ呟いている。
「で?それって?どゆの?」
はやい口調でなんでもないことのように切り返されて、きっとこの夢の話もなんでもないことのように軽いものなのだと感じられて口を開いた。すらりと言葉が出てくる。ひとりだ。暗い部屋でも、明るい陽がさす部屋でも、変わらずにひとりで、そうして俺は写真をはり続けて、そうして見上げるのだ。
あてはない。
ただ、それしかすることがわからないみたいに、そうしている。



一通り説明を終えると、目の前がしかめ面になっていた。
「…いや、えと。なに」
考えていた範囲には見当たらなかった反応にたじろぐと、むすりとする。若干怒っているようにも見える。
「ほんとさぁ、ほんとなんでそうひとりになっちゃうの?夢くらいもっと明るいの見なよ!」
「いやそんなこと言われてもどうにかできるってわけじゃ」
「努力!それこそ写真を枕にしくとか!!」
口応えしても言い返される。それは現実的なのかどうなのか。閉口していると、更に咎めるような目線を跳ね上げられた。
大きな目。強い、それ。
「…さすがに誰の写真用意したらいいかくらいは、分かってるよね?」
そう追及されて、俺はいよいよ言葉が出せなかった。喉に言葉がひっかかる。


夢の中であんなにも写真をはりつけているのに、俺は、そこに何が写っているのかを覚えていなかった。



けれど今日もまた夢を見る。目覚めたら写真をはる。そうして写真の中にあった昨日を続かせるように、まるで。
それでも何かが足りない。何かを思い出せない。
夢の中の自分はただ、ただたどるように写真をはりつけてゆく。昨日を抱えていられるように、覚えていられるように、残していられるようにと、ただ。ひたりと。
ひたりと。


目が覚める。これは本当の世界だ。
まなじりが熱い。そのことは分かっていてもただまるで無視をした。拭う素振りをするのは、負けだと思った。



いつもと違う。
俺がいる。
夢の中の俺とは別の、それを見ている俺が。
「俺」は、俺がいるのにはかまわないように、手を伸ばしていく。写真に。壁に。その動きを繰り返す。
「…なんで」
動きが止まる。
「…なんでだよ。いつまでそんなことしてんだよ。いつまでもおんなじもの眺めてたって、なんにもかわんないだろ!」
もう離れたのだ。俺とあいつは交わらない。それで平気だと言ったのに。
「なんだよ!別に、ひとりでもやっていけるって、やってかなくちゃいけないって、そうだろ!!」
そう思うのに、部屋の中の俺は写真をはり続ける。まだ足りないと、そう言いながら。
「バカじゃねぇの!こんな、こんなことしたってひとりになるって分かってんのに、ひとりだって、見せつけられるだけなのに、なんで!!!」

「…なんで」

初めて。「俺」が口を開いてこちらを見たから思わずたじろいだ。
「なんで、昨日と明日が地続きだって、信じられないの」
俺と同じ顔で、同じ声で、俺を見上げる。言葉が出ない。喉にひっかかる。だって、そんなの、お前がいちばん知ってんだろ。過去に戻れたことが一度でもあったか。隣からいなくなった奴が、また側に戻ってきたことが、あったか。この口で、何度別の決意を口にしなければいけないことがあったか。そんなのお前が分かってないわけ、あるはずがないのに


ばさりと。
頭の上に紙がひらめいた。
何枚もの、何枚もの写真。そこに写っているのは、いかにも見過ごしそうな、小さな景色。
「…足りないのは、昨日を信じることだよ」
「……」
今まで座り込んでいたベッドの上、立ち上がって俺より数段背を高くした「俺」が写真の雨を降らす。
言葉を降らす。
「細かく何があったかなんて忘れてしまってたっていい。ただ、ただ昨日がちゃんとあったってことだけ、絶対に覚えてないといけないんだ。そうじゃなきゃ、」

…そうじゃなきゃ。そう口にしたところで、声は止まった。
扉の方から、声がする。「俺」のではない。俺のものでもない。
声が。

「ただいま」
ぱちりと、部屋の灯りがついた。なんでもないことのように。当たり前のように。
スイッチに手をかけている彼を見て「俺」が笑う。春みたいだと思わされた。涙が溶ける。ただでさえ潤みがちなその目が、更に揺らいで、けれどそれを湛えたままでいた。
その訪れは、幸いなのだから。

「遅くなったけど。…ただいま」
細身のシルエットが近付く。少し足を引きずっているのは気のせいだろうか。その名前を呼ぼうとして、口を開いて、




俺は電話の主の名前を呼んだ。電波の向こうで聞くのもいつぶりだろう。相手は着信が途切れた早さに驚いたようだったけれど、名前を呼んだきり途切れたこちらの言葉を、ただ抱き抱えるように待っていてくれる。
「…ねぇ」
それでも、何秒かした後、何かをすくいとるように呼び掛ける声が聞こえる。
「ちゃんと、並ぶから」
声が、近くで聞こえる。
本当なのだと思った。
ひとりはいやだった。並ぶと、追い付くと、隣にいると言う人間が、いる
まなじりが熱い。見えはしないのだからと、手の甲でぐいぐいと乱暴に拭った。笑う声がするのは、気のせいだ。
「ね、だからさ、すぐ40日で俺だって追い付くから」
「…は…?あの、なんの話…」
「…え、気付いてないでとったの。バカじゃないの」
そう突き放すような声は、あの頃のままだ。何も、変わりはしない。


もう誕生日になったよ。おめでとね。
そう、電話の向こうで笑う声が聞こえた。

ショーという生き物の下 SHOCK初見者のひとまず(後

SHOCKももう15周年だしEndlessの冠がついてからももうしばらくやっていると思うので、先輩諸氏におかれてはもう通りすぎた一般的な解釈かもしれないけど、ひとまず自分の言葉でもまとめさせておいてほしい。
ということで続けて、②2回目を見ての整理である。

おそらく初見でよく分からなくなった引き金は、オンに進出するかどうかという話でウチに「周りが見えなくなったら終わりだぞ」と言ったコウイチがその場でオーナーから同じ台詞を言われる、あそこだったのではないかと思う。要は初見だから(初見のせいにしすぎ)ぱっと誰の台詞かも聞き取る用意がなかったし、なんかおんなじ台詞続いてるし…?と整理がしきれなかったのである。
が、2回目を見ておぼろげながらに解釈ができてきた。コウイチに焦がれ自分を傷つけながら追い込むウチと同様に、コウイチはコウイチで不完全だったのだ。だからこそ大人であるオーナーに言葉を受ける。「周りが見えなくなったら終わりだ」と。「時には休むことも必要だ」と言葉をかけるオーナーに対して、「立ち止まれって言うんですか!!」と喉の奥からひきつらせるように叫ぶ。彼は彼で、周囲のテンポと合わせることを学ぶべきだったのだ。

まぁここでは「それはそれで必要だけどやっぱコウイチすごいよね」的な収まりで、最後のウチとの「和解」、そうしてラストショーへと向かうことになる。あ、コウイチも不完全なんだな、と思えたことで、1日を経て私の気持ちはだいぶマイルドになった。


そういった流れを踏まえて。
最後に成句「Show must go on」への疑問である。
初回1幕のわりと序盤だったと思うのだが、この成句が「ショーを続けなければならない」というように訳されていることがふと疑問になった。goはこの場合showを主語とした自動詞のはずである。「人『が』ショー『を』続ける」のだとする日本語の訳とはズレが生じている。
同じことだと感じる方ももちろんいると思うのだが、私が好みとする認知言語学では、文法の枠組が違うのであればそれは意味も異なるものを示すという解釈を行なう。浅学なので乱暴な説明になることを許してほしいが、ざっくり言えば「AがBを殺した」と「BがAに殺された」は、起こった事態は同じでも意味が違う。「殺す」と「死ぬ」、「死なれる」と「死なせる」も全て、そこに含まれる意味は違うのだ。

翻って。もちろん、ここでいうショーが出演者もなしに動くことはないのでそりゃあショーを続ける『人』が必要なのは当然のことでしょう別にその訳でいいじゃんという解釈のありようもわかるのだが、あくまで「Show must go on」という形にこだわって考えてみたい。「ショーを続けなければならない」ではない。「ショーは続かなければならない」のだ。

そのとき咄嗟に浮かんだのは車とガソリンだった。もしかすれば、彼らは燃料なのだ。薪がなければ火が盛らないように、ガソリンがなければ車が動かないように、彼らはショーという存在のために燃やされ駆動される一片なのかもしれない。ウチだけではない。コウイチでさえもが、そう。だから初見ラスト、とうとう倒れたコウイチを掲げていくシーンでは、「生け贄やん…」という思いも生まれた。ウチにしろそうだ。苦しいのであれば逃げ去ってしまえばいい、それでもステージに向かうのは、ショーに魅入られているからだ。
ショーという輝かしく甘美な魔物にとりつかれている。ステージの上で生きる以外の選択肢は彼の中にはないのだ。そう考えると、「ショーは生き物だぞ」ーーその言葉は笑い事ではなくなるのかもしれない。


もちろん、そうは言ってもこちらだって単なる物言わぬ燃料、捕食対象ではなく、動き続ける人間であることに変わりはない。話が全くもってループしているようだが、「『人が』ショーをやってやるのだ」と、突きつける勝利の瞬間を目指している。
SHOCKとは最終的には、その内側の世界でウチやコウイチがもがく姿を「描いて」終わりなのではなく、全てのアクターがショーという魔物に挑むものーー自分のものにしようと限界に抗うものという大箱の構造を持っている作品なのだろう。


魔物を引き連れた野澤が、真田の元に帰ってくることを願って。

ショーという生き物の下 SHOCK初見者のひとまず(前

博多座でやるようになって4年。」
そうは言っていたものの、これまで縁があるとも思っていなかった堂本光一の公演『Endless SHOCK』。自担の相方である野澤さんが今年の帝劇公演より出演者の一員となったことで、この度初めて見に行く機会を得た。

そもそも行くという段階になって初めて、あまりに事前知識がないことに気がついた。知っていることといえば「階段落ち」とライバル役がいること、「夜の海」という曲があることといった程度で、その夜の海にしても野澤さんがオーディションの話をしていたときに話していたので覚えたもの、それから階段落ちにしてもどういう流れで起こるのかまでは知っていない。先日ローカルで放送されていたWSで紹介されたときに座長の顔面を見て「血みどろやで?!!?!」ととっさに反応したほどである。
そういったところで、初回は次に来るものに身構えることもできず、その割に野澤ガン見という所業をやらかして全体像を見逃すところもあったせいなのかは分からないが、わりあい直情的な感想を抱くことになる。それが公演後にツイートをした「ウチとは、バリカンだった」の件だ。
今回のブログではひとまず、①初回の感想と②2回目を見ての整理を、そうして③「Show must go on」という成句についての思うところを書き残しておければと思う。


ここまでを前振りとして、1つめはバリカンとしてのウチの話である。
バリカン、というのは、2010年に潤くんがやった舞台『あゝ、荒野』で小出恵介が演じていたボクサーの役だ。床屋で働いていたことからリングネームがついている。
バリカンにはひどい吃音がありそれを起因とした生きづらさがある。その彼を前にして、途中でこういった言葉が投げ掛けられる。「どもりは直さないほうがいい。きっとそのうっ屈したのが代わりに乗って、お前の拳を強くしてるんだから」と。
そんなわけがないのだ。そんなものがほしいわけではない。そんなことを慰め半分理屈半分で言ってもらうことなんかではなく、もっと普通の精神で、もっと当たり前に無神経にいられる(それは無邪気との表裏である)、言葉を発することができる「皆と同じだけのこと」の方がずっとずっとほしいのに。
当時の私はこのシーンでどうにも怒り混じりに泣いていたらしいのだが、これによく似ていたのが2幕「higher」のくだりだった。


1幕。カンパニーのトップであるコウイチに対して、ウチは常に前を行く兄のような、倒すべき相手のような、羨望混じりの敵意を向けている。コウイチの輝きを知っているからこそ、もがき、追いつきたいと願い、そのために「自分の価値」や「ありかた」を全身で探し続けている。分かるからこそなのだ。ウチの苦しみはそこにある。力が隔たった者には無邪気に受け取れるものでも、敏感な者にはその高みに届かないことへの絶望が共に与えられる。「感じる力」があるがために、ウチは自分を追い込み、上へ上へと手を伸ばそうとする。
それがコウイチ本人により切り捨てられるのだから、ウチの擦りきれた糸は、切れてしまったのだ。コウイチの信条である「Show must go on」を壊すために、殺陣の終盤で自分に向けられる手筈の刀を本物にすり替える。そこで止めざるを得ない、その状況にすることでコウイチに勝てると思ったのだ。だがコウイチはその剣をウチの手に握らせる。動転するウチ。もはや懇願に近い。「無理だよ!無理だって!!!」泣き叫ぶウチに、コウイチは詰め寄る。「続けろ。続けろォォォォ!!!!!!」
果たして、斬りつけられたコウイチは力尽き、件の「階段落ち」のシーンとなるのである。

果たしてコウイチの選択は正しいのか?正直な話、到底疑問である。死人怪我人が出かねない状況であってショーを続けるという選択が果たして正解なのか。以前ツイートでブラック企業を引き合いに出し、「もう疲れたんだよ…!」と絞ったような声を出すウチの方が一般的にも共感対象だろう、というようなものも見たような覚えがある。
それが外側の考えだとして、だがあくまで『SHOCK』という世界の内側ではあまりにもウチの理解者が存在しない。

「ウチは今もショーを続けてるよ。あの舞台で」
事故の後、ウチは後輩4人を傍らに残しインペリアルガーデンシアターに立ち続けている。そうして、そこに投げ掛けられる「やっとトップに立てたって意地はってんじゃねぇの」という無神経な揶揄に対してオーナーがとりもった一言でさえ、「ウチは、コウイチが帰ってくる場所を守ってるんじゃないのか」という台詞である。ウチ本人の主体はどこにあるというのだ。
挙げ句、その公演のラスト、ステージの上に華々しく戻ってきたコウイチのもとに、タツミやマツザキたちがその傍らに控えて踊る中に、それまで自分の傍らにいた後輩たちが駆けていく。笑顔で。無邪気に、コウイチを出迎えて。
棒立ちになったままでその集団を見つめるウチがつらくて、つらくてその場面で泣いた。そうして思ったのだ。
「ウチは、バリカンだ」と。

私の記憶なり感想の中では、バリカンは新次(潤くん)という天使の導きで、ほんの数瞬であれ「生きた人間」になり死んだ。それはすなわち、バリカンは救われたというエンディングの解釈である。
その一方でウチはどうなのだ。これは自分の処理能力の問題で、最後の一連のショーが「コウイチが消えゆくまでの力限りの最後のショー」だという流れが初回では分からなくてというのもあるが、「えっちょっと待ってなにウチこれでいいの?」という感覚が拭えなかった。えっなんかコウイチみんなのおかげで走ってこれたよ!とかいい風なことを言ってるけどそれでいいの?!それであなたの生きづらさってもう昇華されてるの?!!?!ともうとにかく腑に落ちず、わりとひたすらコウイチに腹をかいていた*1

なんというか、まだまとまった意見ではないのだけれど、コウイチが「アクター」なのか「プロデューサー」なのか、その境が曖昧なのが原因ではないのかなどとも考えた。プロデューサーなり演出を考えるのであれば全体への指示も通るだろうが、アクターであればその位置は他の演者と同等であって然るべきではないだろうか。コウイチが旗揚げをしたカンパニーであればともかく、そういうことでもない。ブロードウェイの考え方がどういうものか分かっていないのでなんとも言い切れないが。


そういった感じで、「とにかくウチに肩入れするSHOCK」。これが私の初見の感想である。

*1:こちらの方言。いらいらする、ふてくされる、というような意味。この場合ぷんすこしていたとか激おこでもいいのかもしれない

動詞111題 11~20

《動詞111題とは》
動詞を題として思うことを置いていく一人企画のこと。

1~10まとめたのも19まででストップしてたのも1年半は前なのでいつの話や…!って感じですけど、ぼちぼち再開したいなと。いうことで、20を追加して11~20のまとめをしておきます。



11.逃げる
|ωん)じぶんとそれからたつたもひとつのたましひと
完全そして永久にどこまでもいつしよに行かうとする…
Σ(´サ∀ナ)何か気配が
(電源)オフ時は大型犬認識であれ、野澤さんが真田の隣から「欠けない」という意識には涙が出ます
《逃げて真田うそ受け止めて》


12.囁く
天間の痛いところをつくキャラではあったけどウィスパー遣いってあんまり思い出せなくてむしろ攻撃的に(`サ∀ナ)処女のくせに!積極的な中学生やってやったって!とか言ってたわぁ…咄嗟に浮かんだのは「巻き添えにはしたくない」くらいか…
《二次元的にはウィスパーも》

 
13.慰める
[野澤くんへ 君はもういい加減ボクの背中を追うのはやめてください(笑)]
(のωん)
(。のωん。)
。゚(。のωん。)゚。ブワッ
け、健くんが 健くんが 名指しで。゚(。のω⊂。)゚。 ヾ(;サ∀ナ`)いやほら…元気出せよ…
《例の伝言板


14.別れる
本人を透かして作られたしやがれ三谷演出の嵐は秀逸だったと思うんだけど。リアルタイムでは事後しか知らずにそれでも滝ちゃんなんかで見た8人の彼ら乃至離れた直後の彼らなら羅川真里茂が感動的に描いてくれるなぁーと思っていたんだけど、今はどうかなぁ。
《別れ道》


15.待つ
D誌がすげぇ熱かったんだけど、その中で刺してきたのが「もう負けたくない」って言葉で。言葉尻をとらえるようだけど、それは負けを感じたことがあったということか。それでも今、待ちすぎているなんてことは感じない。誰をも認めさせる形で、上り詰めてほしい。
《雌伏》


16.ときめく
もぉぉぉぉ単純にときめくのはまつげでですね…クリエでも全く脈絡なく(*サ∀ナ)長いまつげが特徴的!とか言ってましたけど…うん事実だから…
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《ところでこの画像のやつほんとにまつげだって誰か言ってください》


17 .自惚れる①
真田『“noon boyz”より“野澤と真田”って意識のほうが強いんだ』
野澤『できることならこのままがいい』
2人がどこかずれてるって思ったのがここで。

真田は「そうしてお互いを食えるくらい個々を磨くのがグループ愛」とは言ったけど、真田の場合はいつかその立場を手放さなければならないことになったとき、傷付きながらでもそれを受け入れるんだろうなぁって思ってて。それが「自惚れる」とは対極の、「自分の足元の過小認識」だと思うのね。いつか失う「かもしれない」じゃなくていつか「失う」もの。それでも前を向けるように、自分と相手とを引き上げていようとする気持ちがあるというか。

対する野澤さんの「できることならこのままがいい。真田以上に心地よく連携をとれる人は、そうすぐに現れないよ。」っていうのは最初はうわぁー甘え発言だなぁーって見てたんだけど、いやでも逆に、「俺はここを手放さない」っていう気持ちの上での覚悟がある可能性もあるんだな…ということに思い至ったわけです…。そうしてここっていうのは、週5の帯レギュラー持ってるとか個別の楽屋があるとか名簿も別扱いとかそういうことじゃなくて、あくまで「真田の隣に自分が立つこと」だと思うんです。

【最終的な頭の中】

何度も人と別れてきてそれでお前とだけずっと組んでけるなんて!そんな保証もないこと信じられるわけねぇだろ?!!( `サдナ。) (のдん#)まず俺たちが信じてなくて何で実現できると思うんだよ俺は!お前とのシンメ手放す気絶対ねぇし!じゃあ俺を!信じてろよ!!!

のざ…わ…( ´サдナ。) エンダァァァァァァァァァァ(略)

《結局私がキチっているだけだった》


18 .触れる
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《まぁ基本的に真田サワレテナイ》


19.寂しがる
寂しいと思うのだろうか。それとも感傷に浸る暇はないと前を向くのか無傷なのか。あくまで1と1と飲み込んでいたから。 『この先noon boyzがどう進化していくかといったら、正直それはわからないよね。いままでの経験からしてもさ』重いわぁ…
《1と1》


20.思い出す
思い出すような原点というと私の場合12年の運動会で。野澤さんと組んでるってことすらおぼろげで野澤くん呼びなんてして、何より仕事をしている真田を見るのが初めてだった。あのとき白側に座っていなかったら今も変わっていた。
《転げ落ちるみたいに加速して》



ーーーー
11
野澤さんに宮沢賢治を与えてみたら当たり前だが重かった

12
囁くで最初に出てきたのが朔也くんの台詞 処女だのえっちだのレイプだのさんざっぱら口にしましたねあの子…

13
あの伝言板を見た野澤さんの反応が知りたい

ー131222

14
三谷幸喜脚本「別れ道」は、…えっ…あんた嵐の何を知ってるの…(震え)的珠玉の媒体でした。櫻井松本が無自覚で二宮が過敏で、大野相葉が傍らに立ってるって、何それもっと長い本にしよう
10年11年のみすのには羅川似合うと思ってるよ

ー140103

15
他の記事でもあるけど、真田が「負けたと思っているもの」「失ったと思っているもの」が何なのか、いつか吐き出してくれたらいいなぁ

16
Φをやったときの、えびワンカメに映り込むのんさな超かわいいんすよ 真田のそれが本当にまつげだとしたら本当におそろしい長さと密度

17
うん キチっている

18
数年経っても構図が同じ

ー140112

19
『「寂しがる」って動詞なんだよなぁ 動作動詞ではないとは思うんだけど、「寂しがる」も「寂しいと思う」も「寂しく思われる」も、ただ「寂しい」っていう形容詞には圧倒的に敵わないんだなぁ』
当時の追記も含めて

ー140504

20
本当に、チケットを譲ってくださった方に感謝しかない…なんなら直前まで嵐のときからの友達にあって寿司食いながらJUMPマーケティング受けてた

ー150907


さて次はいつかな…

just partner

飢えている。
野澤さんがTABUにも風isにもガムシャラにも現れないままその間に真田は順調に孫を増やしているしきゃっきゃしてるしもちふまぁにもかわいいって言われるし*1、たとえどんなに (;∀;)シンメはのんさななんだからァ(;∀;)圧倒的に強いんだからァ って言おうと、飢えるものは飢えるしまた不安寄りにもなるのである。

が。突然昨日の夜吹っ切れた。枕の端っこにぶうたれてうつ伏せてたときなので本当に突然だがとにかく、「お前さ、娘が彼氏連れてきたとして、絶対娘を大切にしてくれる奴がいいに決まってんじゃん?嫁入りもおんなじじゃん?シンメ組みも同じじゃボケぇぇぇぇぇぇ」みたいな気持ちが沸き出した。
ちなみに昨日夜の「『楽屋訪問10秒チャレンジお互いを誉め合おう』のラップタイムを計り始める」という謎の所業はその直前の出来事なので、そもそも平時からこの人ある程度おかしいというのは見知っておいてほしい*2

自戒の意味も込めて「亡霊」という言葉も使ったのだが、要は自分が「noon boyz=野澤と真田のシンメを応援していた自分に固執して」現実を見なくなっている気がないだろうかというのが怖かったのである。他担の方々に興味を持っていただけるようなそそる書き方ができればいいのだけど、どうにも自信がない。むしろ距離をおかれるモンペ扱いされないかという危惧の方が大きい。そうやって、タレント本人には非はなくても、担当の行動によってタレントまでも他担の人間から忌避されるケースというのはいくらでもある。それは本当に気を付けていたい。

が、ひとまず昨日の時点では吹っ切れた。だって野澤さんの言葉がいちばん重いんだからな?!野澤さんがいちばん真田の隣にいたんだからな?!?!!それが事実だわこの野郎!!!!!みたいな気持ち。
もちろん隣にいた時期が長ければ、相対的に発言数が増えるのは分かっている。これから先孫たちからの「真田くん評」は増えてくるのかもしれない。とりあえず今は知ったことか。今度まとめるわ。

結局キチガイ感が溢れてきたが、私の思う野澤さんからの雑誌発言三撰をここにまとめておきたい。


撰 一


友達っていうのとはちょっと違うかもしれないけど、最近、真田くんとの心の距離がグッと近くなったような気がする。シンメが真田くんってことが多いんだけど、本番で何かトラブルがあって位置を変更したほうがいい場面とか、けっこう距離がある位置からでも、アイコンタクトで思ってることがわかるようになったり。“どうする?”“じゃ、あの位置で!”って、感覚的に動けるんだよね。これってやっぱり1週間やそこらじゃ絶対に築けない信頼関係だと思うんだ。真田くんはオレらをまとめてくれるし、あらゆる場面で頼りになる人。近くに真田くんがいてくれて、ホントによかったって思ってるんだ。…真田くんがどう思ってるかはわからないけど(笑)。
(W0905)

高2になって間もないくらいの時期。この頃をリアルタイムでは知らないのだけど、07年タキツバ×(ダメ)ツアーには同室でついていたと読んだことがあるし08年にはTOP3のくくりがあるので、少なくともここ2年は一緒にいたはずだ。
まだ呼び方も「真田くん」であるし、後半部分を見ると本当にまだまだ先輩としてにこにこ見ていたんだろうなぁと思う。というか、基本的な「憧れ」のスタンスはずっと変わってないんだと思っている。

ところで14年チャンプ公演のときにはカウアンが
(カ∀ウ) 目を見たらさなぴーが何言いたいのか分かってきたよ!
と言い始めたのでぜひ野澤さんと戦ってほしかった。(他人事)


撰 二


お互いがお互いを知っていて、悪い部分があると必ずフォローに入ってくれる。こっち(真田)の方が先輩だし、場数も踏んでるし、どうしたらいいとかこうした方がよく見えるとか言ってくれて…。仕事のときはこんなキャラじゃないんですよ。きっちりしてて。なんか…ある意味目標じゃないけど…なんて言うんだろ。これがジャニーズJr.の理想かなって。
(TVfanCROSS1208)

やっぱり「先輩」「目標」「憧れ」っていうのは揺らがないと思うんですよ。でも上の09年と比べると、こんな発言もある。

Jr.に入った頃は怖い人だなって思ってたけど、意外にお茶目というか。買い物でも「一緒に見てくれない?」とか言うし、この人オフのときはアホなんだなぁって(笑)。でもそれで良いバランスを保ててる。毎日一緒にいると「はぁ?」ってなってもおかしくない19歳の男同士だけど。
最後は本当に逆接で、本当に毎日一緒にいても何かが新鮮で安心で楽しかったんじゃないかなぁ。
事務所歴で言うと1年4ヶ月の差があるけど、同い年っていうのは大きいのかもしれない。横に並べる、隣に眠れるっていう。テレビ誌だからバックナンバーの確保は難しいかもしれないけど、本当にこのテレファンは必携だと思っている。テキストが他の追随を許さないし、それこそ2人で夏のフローリングに眠っている写真が超かわいい。
それから後日発売の本誌テレファンには少し続きが載っているので、合わせて読むのが絶対に良い。

ペットっぽいじゃないけど、憎たらしさがないんですよ。腹黒さが一切…ありそうに見えてない人なんで。純粋に生きてますね。一番大事なことですけど、一緒にいて一番気がラク。時には言い合いすることもあるけど、やっぱりこの人がいるから今のオレはいるのかなって思うから。一番大事じゃないですか。一緒にいてオレのことを分かってくれる存在。
…19歳の男が19歳の男に向かってこれを言えるって純粋にすごくね?と読む度に思う。っていうか、野澤さんって言語化がすごくうまいよね。決して学力は高くない(むしろ学力で言えば真田の方がいいというこの野澤のキャラブレ感)彼が、これだけ的確に自分の思うことを言語化してみせるっていうのは、ほんとに聡さとか真摯さがあるんだろうなぁって。
あとはてらいのなさ、ある意味での幼さ。さっきは同い年っていうのを言ったけど、それでもたった1ヶ月存在する年の差もまた2人には作用しているんだろうなと思う。同い年でも野澤さんの方が少しでも早く生まれてたらまた違ったんじゃないだろうか。*3 真田にとって、野澤さんが後輩で、年下だからその前に立つ自分を奮い立たせられる場面ってあったんじゃないだろうか。


撰 三


真田とはわかり合えてると思うよ。でも、かならずしも同じ思考を持ってるわけじゃないから、すんなりいかないことだってある。たとえば、コンサートでどんな曲をやって、どう見せるかとか話し始めると、意見食い違うとかね。でも、それってあってもいいことじゃん? 逆にないとつまらないし、進化もできない。だから“相性バッチリ”というより“いい距離感”なのがオレたちのいいところなのかもね。3月に『笑っていいとも!』が終わることになって、noon boyzがどう成長していくかわからないけどさ。できることならこのままがいい。真田以上に心地よく連携がとれる人は、そうすぐに現れないよ。
(D1402)
いや、3冊追ってきただけですけど、むしろ前述のテレファンと比べてさえ、…超大人の男の顔してるんすよ…! 文章も全然違う。もちろんえびきすがデビューした後ってことも踏まえて、「ただのバック仕事じゃなくて自分たちがメインに立つ」場面を想定することが多くなったんだろうけど、なんていうかそれ以上に「真田と対等の仕事をしている」感が強くて、強くて泣く。当たり前だわ。様々数多くの現場に引っ張りだこなJr.は他にもいれど、「『平日5日間半日以上は必ず2人仕事』が『最低限』」のシンメなど他にはいない。それだけ隣に立った実績があるのだ。その道が自信にならないわけが、ない。

ただし、もちろん「このまま」ではいられなかったのが、現在の状況だ。それをさらって、真田を奪還してくれる力をつけてくれると、つけているのだと信じている。


今私が他に推しているものにアニメ「プリパラ」があるのだけど*4、劇中歌「No D&D Code」にこんな歌詞がある。

信じ合えるのはそう
友達より
BestなJust Partner

野澤と真田は決して、距離は近くなり仲は良くなれど友達と呼び合うのが似つかわしい組み合わせではない。奇しくも1つめの引用の冒頭で野澤自身がそう述べている。彼らはこの世界を戦うパートナーだ。
justには様々な意味がある。
ちょうど、これ以上でもこれ以下でもないという意味から正しいものを選定するjustice=正義にも転化する。
また私の意訳だけれど、ほんの、というような意味は「たかが」にも通じるのではないだろうか。最終的に依って立つのは自分自身であって、他人にもたれて立つのではつまらない。そうだ、隣の「たかが」パートナーを食ってやるという1対1の対立は消えてはならないのだ。


09年の記事、隣には真田の返事もある。


え、野澤がオレのこと語ってる? 正直言うと、最初あいつとのシンメはイヤだったんだよね。それまで特に仲がよかったってわけじゃなかったし、それにほら、あいつ身長高くてめっちゃスタイルいいし(笑)。でもさ、いつのまにかシンメはあいつじゃないと…っていう気持ちに変化したんだよね。自分の身長も伸びてきて、多生許せる部分ができたのかも(笑)。…っていうのは冗談として、あいつが努力する姿も近くで見てたし、ダンスとかのこと…例えば見せ方とかユニットのこととか、そういうことも真剣に考えてるのが伝わってきた。最近じゃ、お互い言いたいこと言い合える仲になってきて、目と目で意思の疎通がとれるようになってきたもんね。オレこそ、これからもよろしく!

もう一度、2人が横に居並ぶ姿が戻ってきますように。

*1:薔薇色の日々8月22日更新分

*2:各自3ターンの平均、真田0.8秒、野澤さん1.7秒。真田の言は薄い。

*3:そこは最年長扱いのふっかさんと次のさくたんの間が2ヶ月、最年少扱いの阿部くんとその前の照くんの間が6ヶ月な(Mis)Snow Manを出自としている時点で自明ではなかろうか

*4:土曜朝10時からの女児向けアニメ。仮想空間「プリパラ」の中で輝くアイドルを目指す女の子たちの話。尊い。

誰が「TABU」を見たのか

SNSで流れてきたことになんやかんや言うのもなんだけども、真田の初主演舞台「TABU」にはとにかくJr.が来た。始まった頃に一通り、来てくれるだろう枠の予想であべさく萩ちゃんだとかお前来い枠を設置して野澤さんの名前を挙げたりだとかはしたものの、予想もしてなかった辺りの層もやってきていたようで正直びっくりした。

ここで実際の事務所観劇者を振りかえってみると(カッコ内は通し公演数)

6/6夜 (3) 戸塚祥太

6/9昼 (6) 森田美勇人、阿部顕嵐

6/10昼 (8) 佐久間大介、阿部亮平安井謙太郎

6/12夜 (11) 萩谷慧悟、諸星翔希、松田元

6/13昼 (12) 岡本圭人、増田良

6/14昼 (14) 川島如恵留

といった具合。

まずはあらんちゃんの時点で

( ?ω?)…フィーエルヤッペン一緒だったしな?

とはとりあえず納得してみたものの

( ?ω?)…げんげん…(元∀太)→(松∀倉)→(のωん)→(サ∀ナ)連想ゲームかな…?

ってなったり挙句

( ?ω?)ののののえたん

もはやどこの縁なのかよく分からない。

勝手な言い分としては、今回これだけJr.(もちろんとっつーとか圭人もいるけど)が来たっていうのは、Jr.の行く末の先例の偵察もあるんじゃないかなどと考えたりもする。その道を選ぼうと思っているにせよないにせよ、単純に「お芝居見たいな」ではなくて身の振り方を考えるひとつの流れとしてありえるんじゃないか。など。

 

まぁそういう個人の意見は置いておいて、こっから

( ?ω?)…じゃあオタクは誰がTABU見に来たん…

という興味がわいたわけである。正直常々集っている身内的友人も、そもそもが5人中私含め真田担2人に対し野澤担1人増田(貴)担1人上田担1人といった謎の構成だ。その上TLでは日々思ってもみなかったところからTABUの感想が湧いて出て、より一層の混乱を招いた。そんな、そんなみんな見てんの。

 

というわけで千秋楽後一週間、アンケートを設置してみました。

質問項目で必須なのは担当のみ。以下、観劇回数や観劇場所、お住まいの地方、感想などは任意にしていたにも関わらず、多くの方にご回答いただけて本当にありがたい限りでした。この場を借りて御礼申し上げます。

用意の仕方にいろいろ反省があるし情報の活かし方もお前だめだな感が半端ないんですが、ともあれご協力いただいた結果をまとめてみたいと思いますー。

回答期間は7/6~7/13、総回答数は115です。

 

問1.あなたの担当を教えてください。

上述の通りこれのみ必須。DDや他に気になる子も~と仰ってある場合もひとまず先頭に書かれているタレントの名前で集計しています。また複数人数書いてある場合はその人数分で1票を割りました(2人なら0.5票ずつ的な)。名前の後の数字が人数です。

ってことで円グラフにのせたのがこちら。

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まぁそもそも回答層に偏りもあるのかなとは思うけども、真田の次には野澤。ぎり勝ち逃げだよやったね!とは言いつつ次に照くんの名前が来てるっていうのは個人的に熱いです。それこそ敵情視察みたいな気持ちで担当さんにも殴りかかりに来てほしい(どんな意識だ)。

あとはこうやって名前が出る層っていうのは基本的に真田がお世話になったり絡んだりしたことのある辺りで、まぁまぁ順当なのかなぁと思います。

 

アスタリスクのところはあまりに名前が細分化されてしまうので便宜的にまとめたところ。

*1…担当者2名

江田剛北山宏光、重岡大穀、中村海人、増田貴久、増田良、宮舘涼太渡辺翔太、A.B.C-Z

*2…担当者1名

阿部亮平上田竜也岡本圭人香取慎吾、岸優太、桐山照史、五関晃一、坂本昌行佐藤勝利神宮寺勇太、千賀健永、塚田遼一、堂本剛、中丸雄一、萩谷慧悟、深澤辰哉、福田悠太、藤ヶ谷太輔松村北斗松本幸大三宅健横山裕、吉澤閑也、Jr.、SnowMan、クリエH+真田

*3…担当者0.5名

小林瑞生、永瀬廉、目黒蓮、SMAP

*4…担当者0.3名

半澤暁、諸星翔希

*5…担当者0.25名

高田翔、二宮和也

 

(オшキ)私の他に増田貴久担がいたら教えてくださいね

(しωお)既に増田(貴)担も増田(良)担も入ってます

(オшキ)ファッ?!

というお友達との途中経過もありつつ、本当にいろんな層が見に来ているんだなぁという結果でした。まぁ他の現場の状況と特別に差異があるのかは分からないんですが。

ただ問5で「公演に入ることにした決め手を教えてください」、問6でその補足をきいたときに、「真田の演技が見たい」という項目がまぁ断トツで(総回答数115に対し投票数110)(まぁ選択肢がそもそも作為なのかもしれないし、ジャニオタ界隈に聞いてるっていうのがそもそもあるんですけど)、ひとり事務所タレントが主演で放り込まれるよというときにこうして舞台にまでかけつけてくださる方がいるのはありがたいなぁと思うばかりです。

しかしまぁあらんちゃん担さんやのえたん担さんが現れなかったので、そもそも当の方たちの中には自担がこの舞台を見に行くという可能性はあったんだろうか?という疑問は消えていない。何が要因で見に行ったのか心当たりがあるという担当の方はご教授いただければ幸いです…。

 

問2.「TABU」観劇回数を教えてください。

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なんで7回ってところで区切ったんだろう…?っていうのが我ながらよく分かりません。東京14、愛知石川、兵庫3、福岡北海道仙台、と全22公演だったので、さすがに1~22まで分けるわけにもいかなかったんでしょうが、7公演以上もそこそこいらっしゃったのでせめてコメント欄で詳細聞いてみても良かったのかなと思います。我こそが最多観劇者だと思われる猛者、よければ名乗りを上げてください。まぁ東京公演に1回ふらっと、っていう方が多かったのかな、という印象です。

 

ちなみにこの2つを掛け合わせて遊んでみた。

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担当者数×回数。 述べ観劇回数255ですけど、

…真田担張り切ってるよね…

まぁそら生涯一度しかない自担の初主演舞台で全国行脚もするっていうんだから張り切る以外の選択肢もなかったんですけど、それにしても。まぁうん。真田担が28.5人計算なので1人辺り平均4.5回。うん行ける行ける土日2回かどっか遠征やれば行ける。ちなみに私は4回ですくっそ平均割れかよ。上位3人は変わらないんですけどここで躍り出るなべしょちゃん担。

アスタリスクのところは例えば*1だったら4回行った方が集まっているところということなんですが、ちょっともう細々とするのでひとまず割愛します。

 

問3.どこの公演に入られたか教えてください。

問4.どちらにお住まいか教えてください。

これも掛け合わせで。「どこにどこから来たのか」を北から見てみようと思います。

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各所母数が違うのでなんとも言えないんですが、やはり地方公演には地元の方が入るのが多いみたいです。宮城は大千秋楽なのでもうちょっと別の地方からも来てるなっていうのと、兵庫はアクセスがしやすいんですかね。っていうか関東の人どこにでも現れるな。

ちなみに関西圏のお友達ふたりと私も兵庫公演で合流したんですが、

(しдお)ふたりとも兵庫3日通いってそんな大阪兵庫って気軽なんですか?

(あωい)えー1時間くらいかなー

的なことを言ってて(うろ覚え)

(し"дお)なんだって…?福岡県民でありながら福岡市民会館に行くのに2時間はかかる私はなに…?

と我が身を振り返ったものです。地方の地方民つらい。

 

東京については、単純に公演数が多いのもあるかと思います。あとは兵庫以外の地方が決まったのは後からだったので遠方からでもとった、という方もいらっしゃったようなんですけど、

気付きますか。

他のグラフにはない文字。

海外。

ちょっと待ってくれすげぇな確かに遠方からでもというのは!あるかもしらんが!海外からいちジャニーズJr.の舞台を見にいらっしゃるっていうのはすごいフットワークですよ…!おひとかたは直接リプライをいただいたんですが、正直そこで初めて海外という選択肢に思い至った。まさかそんなところ考えていなかった。私も…私もグローバルになるよ…。 というところで、台湾とシンガポールからいらした方がいたそうです。Singapore。滝様一行が行く前にSingapore。

 

マジか。

 

 

というわけで。あとはちょっと触れたんですけど問5以下で公演に入ることにした決め手をおうかがいして、選択肢(複数回答可)を「真田の演技が見たい」他、「他の共演者/原作/演出家のファンだ」とし、その他任意回答をいただきました。その他というのだと、元々舞台やジャニーズタレントの現場に足を運ぶ習慣のある方、あるいは付き添いという方もいらっしゃったようです。むしろ付き添いで来てくださった上にアンケートまで参加してくださるなんて、どれだけやさしいんすか…。

初めにコメント公開の可否を明記していなかったので結局コメントは非公開のままにする予定です。任意にも関わらず多くの方にたくさんの声をいただいておいて、これをひとりじめするのはもったいないなぁというのが反省点なのですが、ともあれ辺境のいちオタクのアンケートにご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

あとは来月辺りの雑誌で、入ったJr.から感想が聞ければいいなぁと願っております。

うんあとは。野澤さんあなた「お前来い枠」に設定しておいたのにおそらく来てなくてその割に先輩の舞台にはお邪魔していてわりと腹を立ててるんですけど、華麗に「実はゲネに混じって見てました」逆転ホームラン、期待してます。